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ページ更新時間:2008年6月9日(月) 23時57分
資産隠しの弁護士に退会命令
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名古屋市内の弁護士が、依頼者に助言をして、4億6000万円もの巨額の資産隠しなどを手助けしていたとして、愛知県弁護士会から退会命令を受けました。
退会命令を受けたのは、名古屋市東区に事務所を構える、鈴木顯藏弁護士60歳です。
愛知県弁護士会によりますと、鈴木弁護士は、依頼者の関係する会社が、税務当局からの資産差押を受けないよう、助言をした上で、会社の預金4億6000万円を、別の銀行口座に振り込ませて隠したほか、このうち9000万円は、自分で預かったまま、返済しなかったということです。
愛知県弁護士会は、一連の行為について、「弁護士の品位を失うべき非行に当たる」と判断、鈴木弁護士に退会命令を出しました。
退会命令を受けて鈴木弁護士は『納得がいかない。日弁連に審査請求をする』と話しています。(9日23:56)