倉敷美観地区には、しだれ柳など３種類１７０本の柳があり、毎年 ６月と９月、１２月の年３回剪定作業を行っています。これは 景観を保ち、風通しを良くして病害虫がつきにくくするために行われています。作業には、市内の剪定業者の庭師９人があたり、伸びた枝や葉をハサミで刈り、形を整えていました。また、弱っている柳は、幹への負担を軽くするために枝を切り落とし、切り口に殺菌剤を塗るなどの保護作業をしました。柳の剪定作業は１５日まで行われます。

この街頭キャンペーンは、全国の鍵業者などで組織する日本ロックセキュリティー協同組合が開いたもので、去年から全国一斉に実施しています。イオンモール倉敷で行われたキャンペーンには、岡山支部のメンバーと岡山県警の警察官１２人が参加しました。組合員らは、訪れた買い物客らに窃盗犯の侵入手口や、住宅の防犯対策などを紹介したチラシを配り、住まいの防犯対策について呼びかけていました。都市防犯研究センターによると侵入に５分以上かかると窃盗犯の７割があきらめるとされています。会場では警察庁をはじめとする官民合同での防犯性能試験に合格した防犯効果の高い最新の鍵の展示も行われ、訪れた買い物客らは組合員から説明を受けていました。

観光や町おこし、歴史など多方面で活躍する講師の毎回形を変えた講義が評判を呼んでいます。７回目の講義には宿屋ルネッサンスをうたい多彩な活動を展開する旅館「御園」の今井麻紀子さんが立ち、ホテルと旅館の違い、おもてなしの心、畳の部屋での外国人ジャズマンのライブなど倉敷から発信できることなどを話しました。観光学科には多数の留学生もおり、日本の旅館の話を興味深そうに聞いていました。倉敷芸術科学大学観光学科の「倉敷学」は毎週木曜日の２時限目に開かれており、７月１７日まで後６回あります。一般の聴講も事前の申し込みなしで可能ということです。

倉敷市立岡田小学校の西側、真備ふるさと歴史館南に整備された３アールの「菖蒲園」には、およそ２０種類、５００株の「花しょうぶ」が植えられています。紫、青、白、ピンク、黄色と、色とりどりの「花しょうぶ」は、２００４年に、岡田小学校の全校児童や地区住民によって植えられたものです。美しい花を咲かせるようになった３年前からは、菖蒲まつりを開き、住民同士の親睦を深めています。今年も、１５日（日）の午前９時から予定しており見ごろを迎えた「花しょうぶ」を眺めながら地区住民による歌や演奏、踊りなどの出し物を楽しむことにしています。