愚者と賢者に学ぶ
<シリーズ>衆愚政治について(2)
愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ
今の日本の政治については、多くの国民が不満に思い、或いはこのような政治の行く着く先を本当に心配しているのではないか。私宛のメールにもそのことが良く書かれています。そのような中で本日はある方のメールを紹介させて頂き、その紹介先のHPを見た感想を書いて見ることにしました。
メールの内容。
瀬戸様、いつもブログを拝見しております。私は最近はテレビを全く見ないようになりました。いつもネットで探索しながら楽しんでいます。最近、新宿のあるキャバクラとでも言うのでしょうか。その店の宣伝HPの中にあるオーナーのメッセージを読ませてもらい感銘を受けました。是非瀬戸様も一度ご覧下さい。
紹介されたのは下記のHPでした。
http://www.flavour-house.com/honky/index3.html
この中で先ず最初に読んだのはエッセイでした。
http://www.flavour-house.com/honky/essey/index.html
ここで私が紹介するより、じっくり読んで欲しいと思います。内容はアンドレ・モーロワ(1885〜1967)というフランス人作家が書いた『フランス敗れたり』という本についての説明です。この本はフランスがたった45日間という短期間でドイツに敗北する事になるまでのプロセスについて、その実相を描いています。
第二次世界大戦前の西欧、特にイギリス、ドイツ、フランスのことが描かれていますが、この状況が現在の東アジア状勢と余りにも酷似してはいないかーとこの筆者は問いかけているのです。
平和を求める余り融和策をとって譲歩した結果が悲惨な戦争を早めたという事でしょう。
また、メッセージ欄も独自のイラスト付きで、語り口調でとてもこちらは読みやすくなっています。
http://www.flavour-house.com/honky/message/index2.html
〜トマスおじさんのやぶにらみ放談〜と命名されたこのコーナーは実にユニークです。
5月は「シャルル・ドゴールの警告」、4月は「クリスティーンの告白」です。このクリスティーンとは、イギリスの高級コールガールでスパイ事件として国際的にも有名となった「プロヒューモ事件」の主役でした。
このメッセージはかなりお隣の中国を意識して書かれています。と言うのも『ハニー・トラップ(Honey Trap)直訳では「蜜の罠」』などのことについて詳しく触れ、3月には中国の「上海総領事館員自殺事件」などにも触れているからです。
ちなみにヒトラーやスターリンなどの歴史上の人物がたくさん登場しています。私はこの方のこの記事を見て、今の日本人が思い出さなければならないのは次の言葉であると思いました。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
ドイツの宰相といわれたビスマルクの余りにも有名な言葉ですが、今の政治家が学ばなければならないことは、この歴史から学ぶということではないのでしょうか。
今の政治家は何事も経験してから初めて気がつくと行った有り様ではないでしょうか。自分たちで考えて判断しているようですが、その判断基準があまりにも幼稚なのではと思います。
また、経験から判断しているならまだ良い方で、実際には理屈をこねるというか、ただの思いこみであったり、或いは二つを足して2で割るといった妥協の産物でしかないと感じます。政治家が大局観を持たずに、狭い範囲の中で考えて動いているように思えてなりません。
小国に分裂していた当時のドイツを再興するには、口先だけの平和主義では何も出来ない。理想主義者は軟弱なので決断することが遅い。何度も経験を積んでも行動出来ない。
しかし、ビスマルクは決断をするには、歴史の中から成功例を一つだけ学べば良いと我々に教えたかったのかも知れない。
我々は戦前の歴史に何を学べば良いのか。そのことが<衆愚政治>に引導を渡すことになるのかも知れない。
反日議員を落選させる会ブログ
移民1000万人受け入れ問題
http://blog.livedoor.jp/hanrakukai/archives/799593.html
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教育・日本人精神
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朝鮮日報の喜んで報告しているが、中川秀直氏はとんでもない政策を推進している。
30万留学生といい、人口減少を移民によってカバーしよ??.
移民1000万人受け入れは凶器の沙汰ー亡国への道【草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN】at 2008年06月09日 17:49
現在の日本はまるで李氏朝鮮みたいですね
李氏朝鮮は大国に事大する事が賢い外交と考えていた
清国に事大し、日清戦争で清が日本に破れると日本に事大し
日本が露仏独の三国干渉に屈服すると帝政ロシアに事大した
日露戦争以降は日韓併合となり、国そのものが無くなった
一方日本は富国強兵に勤め、独立主権国家であり続けようとした
しかし現在の日本は当時の気概はまるでなく、米中の狭間で右往左往して当時の李氏朝鮮のようです
その先は亡国の未来しか見えない
瀬戸先生、みなさん、いつもありがとうございます。
2008/06/09-15:58 原油高に怒りもピーク=米投資家を名指しで非難−経産次官
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008060900563
経済産業省の北畑事務次官がアメリカの投機マネーに怒りを爆発させています。ゴールドマンサックスやモルガン・スタンレーが原油高は続くというレポートを発表した後に原油が急騰したそうです。サブプライムショックでの損を取り戻そうと動いている者も多いようです。
新風の経済政策は“投機筋による無秩序な乱高下がもたらす実体経済の混乱を防止する”ことにもありますよね。既に庶民生活を直撃しているこの問題も、我々は注視していく必要があるのではないかと思います。
> 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
現在の政治家(国会議員など)・マスコミなどは、学校教育で日本の近代史、特に第一次・第二次世界大戦については、まともに習いません。
欧米列強からいかに生存していくかという問題や官僚制(軍部・大蔵省・通産省)の失敗についての検討・評価・教育は見捨てられています。
更に、韓国が日本の領土である竹島をいかに占領し、占領し続けておきながら、傲慢な要求をしていることも学校では教育されず、テレビでもほとんど無視しています。
中曽根元首相が、胡耀邦総書記ら親日傾向のある中国の指導部に配慮して靖国神社参拝を止めた結果、胡耀邦氏は失脚し、靖国神社参拝中止のみが結果として残ってしまいました。
天皇陛下訪中も、日中友好では無く、中国による国際政治の材料に使われ、中国人からすれば、朝貢外交に訪中した程度にしか見られてないようです。
移民、1000万人受け入れ提言…自民議連案「多民族共生国家」を目指す
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1136428.html
自民党の「外国人材交流推進議員連盟」(会長=中川秀直・元幹事長)がまとめた日本の移民政策に関する提言案が7日、明らかになった。
人口減少社会において国力を伸ばすには、移民を大幅に受け入れる必要があるとし、「日本の総人口の10%(約1000万人)を移民が占める『多民族共生国家』を今後50年間で目指す」と明記した。週明けの会合で正式に取りまとめ、福田首相に提案する。
案では、これら移民と共生する「移民国家」の理念などを定めた「移民法」の制定や「移民庁」の設置を提言。地方自治体に外国人住民基本台帳制度を導入し、
在日外国人に行政サービスを提供しやすい態勢を整えることなども盛り込んだ。
選挙:沖縄県議選 与党側が過半数割れ 「後期高齢者」批判強く
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080609dde007010063000c.html
日本が侵略にあえいでいるとき、国民は、目先の利益しか考えません。
有権者の大半は、国際情勢も国の将来もまったく関心がありません。
民主主義とは、目先の利益で国を滅ぼす制度です。
高齢者の増加で、益々衆愚政治の泥沼の様相です。
すぐ他界する高齢者はともかく若い人々は、やりきれない気持ちでしょう。
移民1000万人。怖いですね。
かつてのハワイみたいな経過を日本も辿りそう。
「移民1000万人受入」などは「留学生100万人」の経験にすら学んでいないのではないかと思いますがねぇ。
「砂漠の狐」=第二次世界大戦時のドイツ軍エルヴィン・ロンメル将軍の徒名。ロンメル将軍はアフリカ戦線において地上近代戦の基本となる戦車部隊の運用で戦力的に優勢なイギリス軍をたびたび打ち破り、英首相チャーチルに「ナポレオン以来の戦術家」とまで評され、連合軍に一目置かれた人物。砂漠の狐作戦としてイラク侵攻において、米軍が実行した軍事作戦として「砂漠の狐」から命名された作戦だが、逆に狐に化かされたテロ戦は現在も続く。
圧倒的な戦力を有しても指揮する人物によって戦況は異なる。
エルヴィン・ロンメルの残した言葉
「過去から学べない者は、未来が受け入れない。」
人権擁護法案の亡霊である・・・O議員
移民の失敗に学ばない・・・N議員
北の傀儡・・・Y議員
河野談話で日本を貶めた・・・K議員
落選させるのが日本国のためです。
>今の政治家が学ばなければならないことは、この歴史から学ぶということではないのでしょうか。
全くその通りですね。
歴史と地政学を読み解けば、海洋国家である日本のとるべき道は、海洋勢力(アメリカ・イギリス)と連帯し、大陸勢力(シナ・朝鮮)の封じ込めを行う事です。(同時に、大陸勢力間の離反工作を行う)
このまま、全く歴史を学んでいない(わざと史実を直視していない)、アジア主義者の跳梁跋扈を許せば、日本は間違いなく滅亡します。
「大東亜共栄圏共=東アジア共同体・東アジア通貨統合、日本への1000万人移民(シナ・朝鮮人)受け入れ」
「朝鮮」族議員の“中川秀直”が進めている政策は、国体の破壊に他なりません。
【大日本セキュリティ総合研究所】
http://secusou.blog.shinobi.jp/Entry/878/
(以下、一部抜粋)
「上げ潮」路線を強化する為に持ち出したのが、「移民受け入れ一千万人構想」です。当然、人間が増えればGDPも増えますし、労働力不足の財界の支持も得られるでしょう。その証拠に、中川秀直が移民庁構想をぶち上げたその日に、財界新聞の日本経済新聞が社説で移民庁構想支持を匂わすような事を書いておりました。元日経記者の中川秀直(記者当時は佐藤秀直)と完全に連動しているわけです。まぁ。移民を一千万人も受け入れたら、日本の経済が良くなる前に、日本の治安、文化、政治が全て崩壊するでしょうが、「朝鮮」族議員の中川秀直には関係の無い話のようです....。
毛利元就が領主になったころの安芸国。
西に大内、東に尼子。領地内には大内と尼子の手先がいっぱい。
これを今の日本にあてはめてみます。
西に特亜、東に米国。国内には特亜と米国の手先がいっぱい。
人間は昔も今もそう変わりはしない。
だから歴史を勉強すれば問題を解決する方法は見つかります。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ
反日左翼ブログにて『移民を受け入れろ!』と主張されていまして、私は
『フランスにて移民が暴動を外国人が起こしましたが、これを踏まえた上で主張しているのですか?だとしたら、あなたは日本を火の海にしたいんですか?実際、放火、略奪は当たり前だったそうですが。』
と申し上げたところ、逃亡されました。続く
問題は、日本の政治家の半数近くはその『愚者』なんですよね…
瀬戸さんみたいにまともな方は殆どいらっしゃらないようで、はっきり言って、憂うどころか失望してしまいます。
これでは『失われた十年』が今の今になってようやくメスを持っている状態のままというのも肯けます。
それに最も問題となるのが、『若く、常識のある政治家がいない』ことですね。
世代、性別毎に何人政治家に抜擢するのも必要だと思ってしまいます。