患者側と医療者で「良質な医療」テーマにシンポ

 日本麻酔科学会は6月14日の午後3時から、「良質な医療を提供する体制の確立と維持」をテーマにした市民公開シンポジウムを横浜市のパシフィコ横浜会議センターで開く。

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 医療事故が起きた際に原因究明などを行う「医療安全調査委員会」の設置を柱とする「死因究明制度」の第三次試案が厚生労働省から発表されたことを受け、医療者の自浄や自律について、医療者のほか、医療事故の遺族や弁護士、国会議員などがディスカッションする。

 医療現場からは同学会の阪井裕一氏のほか、日本救急医学会理事の有賀徹氏、日本産科婦人科学会理事の岡井崇氏が参加する。医療事故の遺族の側からは、「医療の良心を守る市民の会」代表の永井裕之氏、東京女子医大・患者家族連絡会の平柳利明氏が登壇する。
 弁護士は医療問題弁護団の安原幸彦氏と、大野病院事件弁護団の安福謙二氏。厚労省の岡本浩二大臣官房参事官も参加予定だ。
 司会は帝京大教授の森田茂穂氏。コメンテーターには、弁護士の後藤貞人龍谷大大学院客員教授を迎える。

 定員は394人(シアター席)で、参加費は無料。
 問い合わせは同学会事務局、電話03(3815)0590


更新:2008/06/09 15:41     キャリアブレイン

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