Windows 2000 の NAT が 2MSL 時間前に TIME-WAIT 接続を再使用する
現象
Windows 2000 の NAT (ネットワーク アドレス変換) が、2MSL 時間前に TIME-WAIT (別名 : 2MSL 状態)
接続を再使用することがあります。この現象は、FTP サーバーとの間で NAT
を経由して多数の小さなファイルをアップロードまたはダウンロードした場合に発生することがあります。 原因 Windows 2000 の NAT
は、デフォルトで、常に、利用可能な最初のポートをプールから割り当てるポート割り当てのアルゴリズムを使用しています。これが原因で、2MSL
時間前に同じポートが使用されます。 状況マイクロソフトでは、この問題をこの資料の冒頭に記載したマイクロソフト製品の問題として認識しています。 この問題を解決するためのモジュールは、Windows 2000 日本語版 Service Pack 4 以降に含まれております。 Windows 2000 日本語版の最新 Service Pack については、以下の Web サイトから入手できます。 http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp4/default.asp (http://www.microsoft.com/japan/windows2000/downloads/servicepacks/sp4/default.asp) 関連情報この資料は以下の製品について記述したものです。
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