この資料では、Windows タイム サービス (W32time) でデバッグ ログを有効にする方法について手順を追って説明します。Windows タイム サービスのデバッグ ログ機能は、管理者がトラブルシューティングを行う際に役立ちます。
注 : デバッグ ログ機能を使用する前に、その他のすべてのトラブルシューティング手順を実行することをお勧めします。デバッグ ログの詳細情報の性質上、Microsoft Support 担当者に問い合わせる必要がある場合があります。
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Windows タイム サービスのデバッグ ログを有効にする
警告 : レジストリ エディタまたは別の方法を使用してレジストリを誤って変更すると、深刻な問題が発生することがあります。最悪の場合、オペレーティング システムの再インストールが必要になることがあります。マイクロソフトは、レジストリの変更により発生した問題に関しては、一切責任を負わないものとします。レジストリの変更は、自己の責任において行ってください。
Windows タイム サービスでデバッグ ログを有効にするには、次の手順を実行します。
1. |
レジストリ エディタを起動します。
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2. |
次のレジストリ キーを見つけてクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\W32Time\Config |
3. |
[編集] メニューの [新規] をクリックし、次のレジストリ値をそれぞれ追加します。
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値の名前 : FileLogSize
データ型 : DWORD
値のデータ : 10000000
このレジストリ値では、ログ ファイルのサイズをバイトで指定します。
10,000,000 バイトの場合、ログ ファイルのサイズは約 10 MB に制限されます。
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値の名前 : FileLogName
データ型 : 文字列
値のデータ : C:\Windows\Temp\w32time.log
このレジストリ値では、ログ ファイルの場所を指定します。パスは固定ではなく、別のパスを使用できます。
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値の名前 : FileLogEntries
データ型 : 文字列
値 : 0-116
このレジストリ値では、デバッグ ログに出力される情報の詳細レベルを指定します。より詳細なログ情報が必要な場合は、Microsoft Support 担当者に問い合わせてください。
注 : データ型は、REG_SZ (文字列) である必要があります。値は、表示どおりに (つまり、0-116 を) 入力する必要があります。より詳細なログ情報を取得するために使用できる最高値は、0-300 です。この値は、0 ~ 116 の範囲のエントリをすべて出力することを意味しています。
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