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良寛生誕250年の企画展
良寛生誕250年を記念し、相馬御風が所蔵した遺墨や資料を紹介する企画展「相馬御風の良寛研究」の第3弾が20日、糸魚川市一の宮1の糸魚川歴史民俗資料館で始まった。
御風は、良寛に関係した本を20冊以上著し、良寛の名が広く一般に知られるきっかけになった。
企画展は、昨年12月から、御風が収集した遺墨などを連続して紹介している。今回は資料約60点を展示している。
日本画家、安田靫彦(やすだ・ゆきひこ)が描いた「五合庵の春」の下絵、御風の手による絵「良寛行脚図」、手帳やノートの切れ端に書き込んだ覚書やメモを紹介。また、良寛の遺墨として、紀行「須磨・高野・京都他」、長歌「いそのかみ(月の兎(うさぎ))」も飾られており、入館者らが興味深そうに見入っていた。
同展は7月2日まで開かれている。
新潟日報2008年5月21日
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