●北海道札幌市に生まれ、北海道大学文学部行動科学科卒業
●株式会社日本リース札幌支店にて事業資産リース担当
●シティコープクレディット株式会社札幌支店にて、不動産担保融資とシティバンクNA札幌在住富裕顧客に向けての資産運用担当
●有限会社みねるコンサルティング(札幌)設立代表取締役コンサルタントとして
ビジネスモデル戦略コンサルティング事業
●株式会社 チームガイア(東京)設立代表取締役として、
警察庁、防衛庁(当時)へ対クラッカー防衛の正義のハッカー養成事業
●チームガイア自己破産を機に北海道に戻り、
滝行中心の修験道修行生活に入る
ビジネスキャリアのスタートに金融系を選んだところ
金融業界が、顧客のためより自社のために金融商品をはめこんでいるのではないかと感じるようになりました。
その思いはいまや確信になっています。自分の金より客の金を大事にする金融証券マンはいません。もしそんな思いの持ち主であれば、逆に会社にいられないか、自分をだまして仮面をかぶるか…人が悪いのではなく、ビジネスモデルの問題です。
先に自分の利益や手数料だけ確保して、顧客の利益は相場しだいという方式のビジネスモデルなのだから、顧客はどうしたって後回しになります。
(顧客に勧めるのと同じ金融商品を自腹で買っている金融証券マンがいたら、その人だけは信じれる、信じたい)
私のキャリアでは顧客がみな事業家だったのでいろいろな薫陶と刺激を受け
事業はビジネスモデルで成否が決まるのではないかと思うようになり
経営コンサルタントとして独立しました。
優秀なハッカーと知り合いになり、ネットワークセキュリティこそ次代の産業と考え、チームガイアを設立しました。
いい顧客を持て、資金もキャピタルから大きく入れてもらい、公開も近づいていたのですが
己の脇の甘さ、社内の内紛、すべては自分の経営能力のなさ、いたらなさ、ダメさから、組織が崩壊しました。
会社と自分個人ともに自己破産となりました。
己の人間としての底の浅さに呆れ、札幌に戻って無目的に暮らしているときに修験道の先達、鳳洲先生にめぐり合います。
以後は先生に教えをいただきながら、氷を割って入る滝行などに専念して日を送りました。
やがて先生から「鳳城」の名をいただきました。
宗教の世界に生きようと思ったこともありますが
立場上、他の宗教法人の移譲の話を見る機会がよくあり、
ビジネス界よりえげつない金のやりとりの実態をみて
宗教で生きる気もなくし
しだいに独り修行の行者になっていきました。
見えない世界を感じる宮沢賢治の感性に惹かれ
ブログ宮沢賢治の風を方城渉のペンネームで書き始めます。
(ほんとうは鳳城でいこうとも思ったんですが
みんな読めないだろうと思ったので方城渉(ほうじょうわたる)という名前を考えました)
独り行者では生活できないので
過去のコンサルタントの人脈で、知り合いの社長に細々と
たまにビジネスモデル再構築のアドバイスをしていたんですが
食うにはそれで十分だし、もし余分な金があっても使い途もないんですが
第一線を離れている分、
今の日本の大きな潮目変わりが見えるのです。
金融ボーダレスは日本人に新たな行動ルールを強要しているし、
年金制度を取り巻く各種制度疲労は
日本人に、徳川時代から脈々と流れてきたお上意識との決別を促しています。
もしかしたら1000年に一度の大きな転換の入り口にいるかもしれないと思っています。
(私の史観はいつか…)
行者を続けても
自分一人は幸せだが、誰の役にも立っていない
このタイヘンは時に、滝に入ってるだけでいいのか?
株の樹ドットコムを世に広めることで、
多くの人の人生に関わり、
日本を尊敬される国家に立ち戻る手伝いをすることが
50歳の自分の天命と確信しています。