2008年6月8日 20時12分更新
岡山大学が取り組んでいる前立腺がんの遺伝子治療の研究をアジア各国の研究機関と進めていくためのシンポジウムが岡山市で開かれました。
このシンポジウムは岡山大学が開いたもので、岡山市の会場にはアジア各国の研究者らおよそ130人が集まりました。
最初に、岡山大学で遺伝子治療に取り組んでいる公文裕巳教授が講演し、「遺伝子治療によって患者の体の中でがん細胞と正常な細胞を区別しがん細胞だけを殺すことが可能になる」と研究の意義を強調しました。
そして「アジア各国の研究機関が協力して、患者の遺伝子配列とがんへのかかりやすさの関係を明らかにし、治療に向けた研究を進めていきたい」と連携の推進を訴えました。
この後、中国や韓国から参加した研究者がそれぞれの国のがん患者や治療法の現状や課題について発表しました。
岡山大学は、今後、韓国や中国、それにシンガポールの大学や病院と協力して遺伝子治療の推進を図っていくことにしています。