「歯の健康フェア」は、倉敷歯科医師会や倉敷市などが歯と口の健康管理への認識を深めてもらおうと、毎年歯の衛生週間にあわせて開いています。32回目の今年は、「噛む」と「食育」をテーマにした講演が行われたほか、歯の健康に関するさまざまなコーナーが設けられました。会場には歯科医師をはじめ、歯科衛生士や歯科技工士などおよそ80人が参加し、6歳未満の幼児を対象にした無料の歯科健診やフッ素塗布、正しい歯の磨き方指導などが行われました。また、歯型を取るときに使う印象剤を使ってセッコウの指型づくりや市民から寄せられた「お口の川柳」コンテストの入賞作品の展示、岡山大学口腔外科の専門医による口腔ガン検診や歯周病などの歯の健康相談なども行われました。訪れたおよそ1,200人の家族連れなどは虫歯予防や歯の健康管理の大切さを再認識していました。
早乙女姿など、古式ゆかしい田植え衣装に身をまとった参加者たち。倉敷市新田の阿智神社の御神田には、神社の神職をはじめ、総代や氏子、地域の子どもたちなどおよそ100人が集まりました。参加者たちは、五穀豊穣を祈願した後、およそ800平方メートルの御神田に足を踏み入れ、お田植え唄の音にあわせて、一株ずつ丁寧に苗を植えていきました。今回作付けされた苗の一部は、8月に青田刈りを行い、神社拝殿に張る大注連縄の藁として使用される予定です。
倉敷市東富井に新設された倉敷南小学校は、県内最多の児童を抱え手狭になった大高小学校と葦高小学校の2校から分離独立したものです。全校児童455人のうち、4年生以上と地域関係者などが出席した開校記念式では、永瀬潤一実行委員長が「倉敷南小を地域と共生する学校にしていきましょう」と挨拶しました。このあと、建設施工業者や校歌を作詞した藤原明美さん、作曲者の仁科喜代蔵さんなどへ感謝状を贈りました。そして、倉敷南小学校の第一期生となった児童を代表して、6年生の大塚洋史くんが「校歌にも歌われている『七葉笹りんどう』のように広い心で、世界へ大きくはばたき、まっすぐで、優しい人になれるよう努力します」と喜びの言葉を述べました。最後に、水川市郎校長が「地域に愛され、地域に信頼される学校となるよう職員一丸となって努めてまいります」と挨拶し、倉敷南小学校の開校を祝いました。なお、倉敷南小の新設は、1984年の琴浦南小以来24年ぶりの開校となります。