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通り魔事件が起きた東京・秋葉原の現場付近=8日午後〔共同〕

医師ら懸命の治療「許し難い犯行」 秋葉原の無差別殺傷事件

 秋葉原の無差別殺傷事件で、加藤智大容疑者(25)に襲われた被害者らは東京都内の病院に次々と搬送された。突然の事件に巻き込まれた犠牲者に対し、医師らは懸命の治療にあたった。

 東京医科歯科大付属病院(東京・文京)には死亡した東京都北区の武藤舞さん(21)ら3人が運ばれた。大友康裕・ERセンター長によると、武藤さんは搬送されてきた時点で脈がなかったという。右脇腹に刺し傷があり、傷は肝臓まで達していた。大友センター長は「許し難い犯行だ」と唇をかみしめた。

 54歳と27歳の男性2人が搬送された東京都文京区の日本医科大付属病院。病院側によると、背後から刺された27歳の男性は現在は落ち着いた状態だが、胸を刺された54歳の男性は2時間半近い緊急手術を実施。高度救急救命センター長の横田裕行教授らは「手術でようやく危機的状況は脱したが、まだ予断を許さない状態だ」と話した。(08日 20:46)

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