東京・秋葉原で8日正午過ぎ、男が運転するトラックが歩行者をはね、さらにサバイバルナイフで通行人らを切りつける通り魔事件があった。17人が病院に搬送されたが、このうち7人が死亡し、加藤智大容疑者(25)が殺人未遂で現行犯逮捕された。加藤容疑者は、現場に来るまでの足取りについても供述を始めている。
警視庁によると、加藤容疑者は「8日午前8時に静岡・沼津駅前でレンタカーを借りて、裾野ICから東名高速を走った。横浜青葉ICで高速を降りた後は、国道246号で秋葉原まで行った」と話しているという。また、秋葉原には「何回か来たことがあった」と供述している。
警視庁はこうした供述の裏付けを進めるとともに、動機についても追及する方針。
(06/09 06:29)