すいかはおやつに入りますか?
「すいか工務店」「すいかちゃんだったり…」のノンビリブログ
漫画家アシスタント裏話

久しぶりに漫画家アシ裏話を描いてみようと思います!
ほんと久しぶりすぎです。

yahooニュースのトップにもなりました。
「小●館と決別?「金色のガッシュ!!」作者にオファー殺到」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/entertainment/149055/

このニュースを見て私は「ああ〜、そりゃそうだ」と納得してしまいました。(^-^;
私は何だかんだと内情を見てきましたが、
たぶん今後も雷句先生のような人は増えていくのではないかと。
先生のように宣言しないまでも、無言で出版社を移る人は多いと思います。
というか、実はもうかなりの人が移ってるんですけどね。(^-^;


世間の漫画好きではこういうイメージがあると思います。
●ャンプ  当たればデカいが飼い殺される
●ガジン 編集の言うとおりにしか漫画が描けない
これはほぼ正解です。
でも1つ付け足すと、この通りですが編集部が協力的なのです。

しかし●ンデーは編集部が協力的ではありません。
良く言えば放置。悪く言えば漫画家の才能だよりだということ。


☆★☆★☆★


私の知っている週刊少年●ンデーの連載作家さんが、
新連載を立ち上げる時に言われた言葉です。

「ワンピースを描いてください」
「アニメ化する物を描いてください」


ワンピースというのは●ャンプの人気漫画。
あ、勘違いしないでくださいね。「ワンピースみたいな物を描いてください」じゃないです。
「『ワンピースを』 描いてください」です。

そして漫画家さんは数ヶ月で新連載をムリヤリはじめさせられました。
普通新作を作るときは長期の準備期間というお休みが貰えます。
しかしその人は考える時間もほとんど貰えず、漫画家さんが承諾していないのに
雑誌の予告に「●号より●●先生新連載!」と勝手に描かれたそうです。
もう後に引けません…(^-^;

まあこれも百歩譲って良しとしましょう。
ワンピースのような超人気作を作るなら編集部の協力が絶対的に必要です。
独りでアイデアを出すには限界があります。
「ここはもっとこうした方が良いのではないか」などと意見を出し合い、
練り込まれた漫画を作るからこそ、面白い売れる人気漫画ができます。
しかしこちらの編集部は「アニメ化するような人気作を描いてくれ」と
言ったのも関わらず全くなんの協力も無し。
漫画家さんが頼んでおいた資料本も探してくれませんでした。

そんな状況でムリヤリ新連載をさせられた漫画家さん。
もちろん残念ながら人気も取れず、早々に打ち切られてしまいました。(-_-)

それでその漫画家さんは、編集部不信になり漫画を辞めて実家に帰られました。
「もうこんな仕事するなら漫画は描きたくない」と言ってらっしゃいました。

もちろん漫画家さんの才能が無かったからと言ってしまえばそれまでかもしれません。
でも天才と言われるイチロー選手でも、スタッフのバックアップがあってこそ
毎年凄い成績が残せるのだと思います。
しかし球団からは「首位打者を取れ」と言われても投手データーは貰えず、
体のケアをするスタッフも来てくれず、全部自分で手配しなければならないとすれば…。



どんな仕事でも「信頼」というものはかなり大事だと私は思います!

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