注:ゴキブリ擬人化です。 クロゴキブリ×チャバネゴキブリ 『ゴキブリ愛の歌』
ふわふわの茶色の髪、くりくりとした大きな目。 やわらかそうな輪郭に小柄な体。 女の子のような可愛らしい見た目の少年。 この家に住むチャバネゴキブリのチャバネだ。 「あぅぅ。」 チャバネはその日とても後悔していた。 恋人であるクロゴキブリのクロとくだらないことで喧嘩をしたことを。 クロは切れ長のきつい目にスリムだが引き締まった体。 真っ黒なつやのいい髪。 カッコいい自慢の彼氏だ。 チャバネはもう一度体を動かそうとしたが無駄だった。 ゴキブリホイホイの粘着液がしっかりとチャバネの手足をしっかりと捕らえている。 「うぅぅ〜。」 じんわりと大きな目に涙が浮かんだ。 その時に近くで誰かの足音がした。 恋人であるクロの足音ではない。 チャバネがうなだれていた頭を上げるとそこにいたのは。 「ひっ!」 「こんなところで何してるのぉ、チャバネちゃぁ〜ん。」 ゴキブリの天敵であるアシダカグモのアシだ。 「あ、や。」 逃げ出したいが粘着液が邪魔で動けない。 そうこうしているうちにアシは近づいてくる。 「やだぁ、こないでぇ。」 「おいしそう。いただきまぁ〜す。」 「や、やめて。」 弱弱しく懇願するチャバネを無視し、アシはチャバネの胸の突起をつついた。 「ひゃぁぁっ。」 ピクンとチャバネの体が跳ねる。 「ほんと、かわいー。」 アシの手がチャバネのソレに触れる。 上下にしごくと先端からトロトロと涙を流した。 「あぁぁん。」 「ふふっ。いっつもクロにこうされてるのぉ〜。」 「やぁぁ、ち、ちが。ぁあっ。」 アシの指がチャバネの蕾へと入れられた。 チャバネの体の中で動くアシの指。 「そろそろ、挿れてもいいよ、ね。」 「はぁっ、らめぇ。」 呂律が回らない。 アシのソレがチャバネの蕾に触れる。 チャバネを恐怖が襲う。 クロ、助けて。 強くチャバネが目を閉じた。 その時。 「オレのチャバネに何しやがる!」 この声は。 チャバネが恐る恐る目を開けると、アシをガッチリと押さえ込むクロの姿があった。 「もうちょっと後でくればよかったのにぃ。」 アシが残念そうな声を上げた。 「なんだと!」 激功するクロ。 「く、ろぉ。」 チャバネが目に涙を溜め、クロを見上げた。 「チャバネ。」 「まぁいいよ。今日は退散してあげる。」 アシはソレだけを言うとその場から立ち去った。 「ごめんな。怖かったろ。」 クロが優しくチャバネを抱きしめる。 「ううん。クロが来てくれたから、もう平気。」 嬉しそうにチャバネもクロのことを抱きしめ返した。 今日も彼らはどこかの家の台所の片隅で愛し合っている。 。 |