競泳:スピード社製水着、解禁へ…日本水連方針

男子100メートルバタフライ決勝でスピード社の水着を着て競技に臨む選手たち=東京辰巳国際水泳場で2008年6月8日、矢頭智剛撮影
男子100メートルバタフライ決勝でスピード社の水着を着て競技に臨む選手たち=東京辰巳国際水泳場で2008年6月8日、矢頭智剛撮影

 日本水泳連盟の佐野和夫専務理事は8日、北京五輪代表選手が使用する水着について、契約するミズノ、デサント、アシックスの国内3社以外の水着着用を認める日本水連の方針を、3社側からも同意を得たことを明らかにした。佐野専務理事は「これまで3社と話してきて、同意をいただいた」と話した。

 6日から3日間、東京辰巳国際水泳場で行われたジャパンオープンで、世界記録連発で注目された英スピード社製水着を着た日本選手が世界新記録1、日本新記録延べ15をマーク。選手から「スピード社製水着を着たい」との声が強まり、国内メーカー側も認めざるを得ない状況となった。

 日本水連は10日の常務理事会で、方針を正式決定する。

毎日新聞 2008年6月8日 19時29分(最終更新 6月8日 22時08分)

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