ネパールでチベット人僧侶ら450人拘束
ネパール・カトマンズで7日、亡命中のチベット人僧侶らが中国政府を批判する大規模なデモを起こし、450人が警察に拘束された。
AP通信によると、デモを起こしたのはネパールに亡命しているチベットの僧侶や尼僧が中心で、「チベットに自由を」などとシュプレヒコールを上げ、中国政府を批判するとともにチベット解放を訴えた。これに対し、警官隊はデモ参加者を棒で殴るなどして収束を図り、450人が拘束された。
ネパールの亡命チベット人は、5月の四川大地震発生以降、抗議行動を控えていたが、6月に入って再び再開した。