フジテレビ「クイズ！　ヘキサゴン２」（水曜後７・００）の珍解答で“おバカタレント”として人気の上地雄輔（２９）が、ＮＨＫで初のＭＣを務める。“ヘキサゴン仲間”の「品川庄司」品川祐（３６）とのコンビで、番組は「今日からメルダチ！」（３１日深夜０・１０）。収録では珍解答ならぬ珍質問で笑いを誘っていた。

　番組はゲストの山咲トオル（３８）が携帯電話を使って送信する質問メールに対し、スタジオに集まった参加者５０人がそれぞれ返信。そのメールを読んだ山咲が、メール友だちになりたい人を絞り込んでいく内容。最後まで残った１人が、１日限定で山咲の“メル友”になれる。

　上地はＭＣとともに参加者へのインタビュアーも兼務。今をときめく人気者にもかかわらず、質問しようとすると、夢中で携帯に文字を打ち込む参加者から時折、邪険に扱われ苦笑い。それでも果敢にインタビューを続け「木林さん」という名前を見つけて「木がいっぱいですね」。メイド服を着た女性にいきなり「あなた本物ですよね」など、メールの中身とは無関係の“珍質問”をぶつけ笑わせた。

　上地と品川は芸能人のブログランキングで常に上位をキープ。文章の面白さに定評があり、メールの中身を見てみたいという視聴者の声を受け起用された。

　約５時間という長丁場の収録にも、上地は元気いっぱいで「人のメールを見るというタブーとされる行為ができるのが面白い。レギュラー番組になったらいろいろな人のメールをのぞいてみたい」と感想。品川は「メールって人柄が出るものだなと驚いた」と感心していた。

　◆上地　雄輔（かみじ・ゆうすけ）１９７９年（昭５４）４月１８日、神奈川県横須賀市生まれ。野球少年で、横浜高校では捕手として１年後輩のレッドソックス松坂大輔投手とバッテリーを組んだことも。趣味は手品、一人旅。１メートル７８、６７キロ。血液型Ｏ。

[ 2008年05月17日 ]