国士舘大がV 石井の出番はなし
 柔道の東京学生優勝大会は25日、日本武道館で体重無差別の男子団体戦(7人制)は決勝で東海大を1―0で下した国士舘大が6年連続9度目の優勝を果たした。北京五輪100キロ超級代表の石井慧(4年)は出番なし。痛めていた左大でん筋は順調に回復しており、きょう26日から天理大で個人合宿を行う予定で「本格的に(稽古が)できると思います」と表情は明るかった。
 ≪康生コーチ 悔しい準V≫2日に引退会見した井上康生氏が東海大ヘッドコーチとしてベンチ入り。決勝で敗れ、厳しい表情だったが「指導者としてゼロから勉強を始めたところ。目で見て、肌で感じたものは、やはり現役時代とは違う」と充実した表情も見せた。最後の試合となる6月8日の全日本実業団体(横浜文化体育館)は綜合警備保障の選手として出場する。「相手も強いし、最初から行くかも」とフル回転を示唆した。
[ 2008年05月26日 ]