中村 克彦 教授

中村克彦教授

氏名
中村 克彦(なかむら かつひこ)
出身地
埼玉県浦和市
趣味
登山(日本百名山のうち約70の山を登頂),スキー,ランニング(フルマラソン完走4回),園芸(蘭,野菜つくり),音楽鑑賞,詩作
専門分野
情報科学(オートマトン,形式言語理論,プログラミング言語,人工知能)

小学生のときは「子供の科学」を愛読し,中学校では細菌の培養と真空管式のラジオの組立てに熱中した.高校ではもっぱらアマチュア無線に没頭し,古ラジオの部品を集めてつくった無線機と竹竿のアンテナで海外と交信できたときには感激した.電機大学に入学したのは,秋葉原の電器街にもっとも近かったことも理由のひとつである.大学に入ってはじめて少し勉強する気になり,同時にさまざまの詩を読んだり,音楽を聞くようになった.

初めてコンピュータにふれたのは,学部3年生のとき計算機センターの夜間の補助員になったときである.夜はほとんど空いていたので一人でこの“一億五千万円のおもちゃ”で遊んでいた.大学院生のとき天の啓示かLispに興味をいだき,日本で最初期のインプリメンテーションを行った.その後,興味はオートマトン理論に移ったが,エディンバラ大学滞在中に論理プログラミングのすばらしさに感動した.それ以来,論理プログラミングとその応用,オートマトンと言語,人工知能の理論などの分野の研究を進めている.

昔は模型や無線機をつくるのがおもしろかったが,その後ソフトウエアのシステムや詩をつくることが楽しくなった.今でも何かを組み立てることは好きであるが,新しい理論をつくることと野菜や蘭などの植物を育てること,それに百名山をランニング登山することが現在の生きがいである.

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