2008-05-31 18:30:05
テーマ:日記 Diary
Room to Readパーティーの反響
先週24日に開催されたRoom to Read(RtR)はとてもエキサイティングなチャリティーイベント(寄付イベント)だったのは、お伝えしたとおりです(「Akucchanが世界をゆく」2008年5月25日
)。
その後、RtR東京支部からJohn Wood氏からのお礼メールというのが送られてきたのですが、やはりイベントは大成功だったようで、この一晩のイベントで約5000万円の寄付を集めることができたそうです。これは日本人としてはなかなか想像がつかない金額ですが、アメリカをはじめ社会貢献活動に積極的な国々では、こうしたイベントをファンドレイジングといい、非常に盛んに行われているそうです(「ファンドレイジング道場」2008年5月7日 )。
「同情するなら金をくれ!」という言葉が昔、もてはやされましたが、イベントを楽しくすることで、参加者の積極的な寄付金を呼び込むという考え方はアリだと思います。支援される人たちに必要なのは、形として表れる支援であり、それはたくさんの人の寄付であるし、ボランティア活動です。小さくても大きくてもよい。援助したいと思う気持ちを自分のできる形で表してくださいということが基本です。仕事で一生懸命にがんばっている人たちが得られた富の一部を、教育や仕事のチャンスがない人たちに分け与えるという、ある種、世界的な富の再分配のような活動は、セレブリティのステータスであるとさえ思えてしまいます。
ここではイベントに参加された方々の書かれたイベントに関する記事を紹介して、今回のRtRのチャリティーパーティーの反響をお伝えしたいと思います。
現在、ニューヨークで活動されているRumiさんは、RtR東京支部の創設者、スーザン・ロッジさんのお友達だそうで、創設時から深く関わられているそうです。Rumiさんのブログ記事(「だれも書かない★ニューヨーク1%未満★」2008年5月25日 )によると、東京支部の発足は、2007年4月だったそうで、これまで1年間あまりの東京支部の活動の一部を知ることができます。拙ブログも翌日、26日の記事 に紹介していただきました。この場を貸りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
Rumiさんはこのイベントのために、ニューヨークから飛んできたそうで、大変に忙しいスケジュールで日本滞在とパーティー参加を果たされたそうです。これは私の推測ですが、彼女のようにアメリカで活動されている方のもつ世界的な水準から見ると、日本のグローバルな社会貢献活動というのは、その経済力に比べてまだ十分にその役目を果たせていないと考えられているのではないでしょうか?
だから、とても忙しいスケジュールを調整してでも、RtRの活動の支援のために、日本まで飛んできているのだと思ってしまいます。そのエネルギーには感服します。もし今度、RtRの活動でお会いするようなことがありましたら、いろいろとお話しを伺いたいところです。
マーケティング・コンサルタントの竹井さんは、だいぶ前からRtRの活動をご存知のようで、昨年12月のパーティーにも参加されていたようです(「Global Good News」2008年5月26日 )。私はパーティーの熱に浮かされて、うまくパーティーの内容を伝えきれていなかったかもしれませんが、竹井さんの記事では非常に的確に内容紹介がされています。CSR(企業の社会的責任)のプロの立場から、日本企業への社会起業への理解と支援を促進する活動をされているそうで、今回のイベントのような資金の集め方を日本のNPOも取り入れるべきだと提案されています。
同じくパーティーに参加されていた、Hughさんは、私と同じくやはりJohn Woodの著書、「マイクロソフトでは出会えなかった天職」に共感されたそうです(「Hugh's 遊」2008年5月25日 )。5月からRtRとブックオフが提携して、ブックオフに売った古本の代金が寄付として、RtRに納められるという制度が始まったのですが、一般的な庶民にもできる貢献策として、ブックオフの利用を薦められています(Bookoff ニュースリリース2008年5月21日 )。
またJohn Wood氏は5月27日には、慶応大学で講演会を開催したそうで、その講演内容をにゃむさんが要約してくれています(「にゃむ」2008年5月28日 )。優秀でエネルギーにあふれている若者たちにとって、Wood氏の講演はとても刺激的で勉強になったのではないでしょうか。日本においては、まず社会貢献活動というものを知ってもらうことが優先事項だと思います。メディアや個人のブログ以外にも、大学生、社会人などに開かれた講演会を行うことでRtRやほかの社会活動に参加する人の数も増えていくのではないでしょうか。
私としては、このパーティーへ参加することで大きなマインドチェンジが起きたと感じています。私が与えたものより、私が与えられたものの方が大きかったです。世界でも一流のビジネスマン、起業家、タレントなどが、悲壮感とか、義務感を感じるわけでもなく、楽しみながら社会活動に熱中している。何か世界で大きなパラダイムシフト(時代の変化)が起きているのではないか?私はそんな現場に居合わせることができたと思っています。社会起業という21世紀の新しいビジネススタイルが日本でも広まりつつある。そんな予感がしています。
ぜひ一読を薦めます。
その後、RtR東京支部からJohn Wood氏からのお礼メールというのが送られてきたのですが、やはりイベントは大成功だったようで、この一晩のイベントで約5000万円の寄付を集めることができたそうです。これは日本人としてはなかなか想像がつかない金額ですが、アメリカをはじめ社会貢献活動に積極的な国々では、こうしたイベントをファンドレイジングといい、非常に盛んに行われているそうです(「ファンドレイジング道場」2008年5月7日 )。
「同情するなら金をくれ!」という言葉が昔、もてはやされましたが、イベントを楽しくすることで、参加者の積極的な寄付金を呼び込むという考え方はアリだと思います。支援される人たちに必要なのは、形として表れる支援であり、それはたくさんの人の寄付であるし、ボランティア活動です。小さくても大きくてもよい。援助したいと思う気持ちを自分のできる形で表してくださいということが基本です。仕事で一生懸命にがんばっている人たちが得られた富の一部を、教育や仕事のチャンスがない人たちに分け与えるという、ある種、世界的な富の再分配のような活動は、セレブリティのステータスであるとさえ思えてしまいます。
ここではイベントに参加された方々の書かれたイベントに関する記事を紹介して、今回のRtRのチャリティーパーティーの反響をお伝えしたいと思います。
現在、ニューヨークで活動されているRumiさんは、RtR東京支部の創設者、スーザン・ロッジさんのお友達だそうで、創設時から深く関わられているそうです。Rumiさんのブログ記事(「だれも書かない★ニューヨーク1%未満★」2008年5月25日 )によると、東京支部の発足は、2007年4月だったそうで、これまで1年間あまりの東京支部の活動の一部を知ることができます。拙ブログも翌日、26日の記事 に紹介していただきました。この場を貸りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
Rumiさんはこのイベントのために、ニューヨークから飛んできたそうで、大変に忙しいスケジュールで日本滞在とパーティー参加を果たされたそうです。これは私の推測ですが、彼女のようにアメリカで活動されている方のもつ世界的な水準から見ると、日本のグローバルな社会貢献活動というのは、その経済力に比べてまだ十分にその役目を果たせていないと考えられているのではないでしょうか?
だから、とても忙しいスケジュールを調整してでも、RtRの活動の支援のために、日本まで飛んできているのだと思ってしまいます。そのエネルギーには感服します。もし今度、RtRの活動でお会いするようなことがありましたら、いろいろとお話しを伺いたいところです。
マーケティング・コンサルタントの竹井さんは、だいぶ前からRtRの活動をご存知のようで、昨年12月のパーティーにも参加されていたようです(「Global Good News」2008年5月26日 )。私はパーティーの熱に浮かされて、うまくパーティーの内容を伝えきれていなかったかもしれませんが、竹井さんの記事では非常に的確に内容紹介がされています。CSR(企業の社会的責任)のプロの立場から、日本企業への社会起業への理解と支援を促進する活動をされているそうで、今回のイベントのような資金の集め方を日本のNPOも取り入れるべきだと提案されています。
同じくパーティーに参加されていた、Hughさんは、私と同じくやはりJohn Woodの著書、「マイクロソフトでは出会えなかった天職」に共感されたそうです(「Hugh's 遊」2008年5月25日 )。5月からRtRとブックオフが提携して、ブックオフに売った古本の代金が寄付として、RtRに納められるという制度が始まったのですが、一般的な庶民にもできる貢献策として、ブックオフの利用を薦められています(Bookoff ニュースリリース2008年5月21日 )。
またJohn Wood氏は5月27日には、慶応大学で講演会を開催したそうで、その講演内容をにゃむさんが要約してくれています(「にゃむ」2008年5月28日 )。優秀でエネルギーにあふれている若者たちにとって、Wood氏の講演はとても刺激的で勉強になったのではないでしょうか。日本においては、まず社会貢献活動というものを知ってもらうことが優先事項だと思います。メディアや個人のブログ以外にも、大学生、社会人などに開かれた講演会を行うことでRtRやほかの社会活動に参加する人の数も増えていくのではないでしょうか。
私としては、このパーティーへ参加することで大きなマインドチェンジが起きたと感じています。私が与えたものより、私が与えられたものの方が大きかったです。世界でも一流のビジネスマン、起業家、タレントなどが、悲壮感とか、義務感を感じるわけでもなく、楽しみながら社会活動に熱中している。何か世界で大きなパラダイムシフト(時代の変化)が起きているのではないか?私はそんな現場に居合わせることができたと思っています。社会起業という21世紀の新しいビジネススタイルが日本でも広まりつつある。そんな予感がしています。
- マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった/ジョン ウッド
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
ぜひ一読を薦めます。
■与えることの醍醐味
そうなんです!
まさにそうなんです。
与えているつもりが、実はこちらがたくさん大切なものを与えられ、気づかされる、それがチャリティの醍醐味ですね。
しかも忙しく生活しているとつい近視眼的になり見えない遠くが見え、つながりを感じられる。
ぜひこれからもよろしくお願いします。
RtRに限らず、男性のダイナミックで繊細なCompassionは貴重です^^