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大阪・法善寺「水かけ不動」、童子像を修復し安置

修復が終わり、元に戻される童子像(7日午後4時9分、大阪市中央区で)=金沢修撮影

 「水かけ不動」脇の石像「制多迦(せいたか)童子」が倒された大阪・ミナミの法善寺で7日、壊された童子像の修復が終わり、安置式が行われた。4日ぶりに元の姿に戻り、地元の店主らは「これからも街を見守り続けてほしい」とホッとした表情を見せた。

 式では、参拝客ら約100人が見守るなか、神田真晃住職(54)らが読経。石材業者が、修復された上半身を持ち上げ、無傷だった下半身の上に載せてセメントで接合した。法善寺横丁の店主らでつくる法善寺会の辻武志会長(71)は「こんなに早く修復でき、うれしいのひと言」と語った。

 童子像はいったん白幕がかけられ、8日午後、除幕と入魂を行う開眼式が営まれる。

2008年6月8日  読売新聞)

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