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国税職員に特別待遇 ネットの発達で不祥事すぐ公表

6月07日 14時00分

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 大阪国税局職員3名が、OB税理士の紹介で、ゴルフ場から通常の半額以下の値段でプレーしていたことが、先月、国税庁の発表で明らかになった。

 調べによると和歌山税務署の特別調査官(55)、堺税務署の統括調査官(57)、大阪国税不服審判所の審査官(41)が、OB税理士から紹介してもらったゴルフ場で、通常の半額以下の1万円で数回プレー、2500円相当の昼食や1500円相当の土産の提供も受けていたという。

 国税職員というのは、平たくいえば税務署員のことであり、市民や企業の税金を全面的に管理する仕事をしている。そういう立場の者が、一部の納税者から利益供与を受けるとは、とんでもない話でもある。

 この件に限らず、昨今、国税職員のこの手の不祥事が多い。

 去年の6月にも大阪の北新地の高級クラブで、大阪国税局職員30数名が、通常3万円の料金を5000円にしてもらうなどの特別待遇をうけていたことが判明している。

 しかし、ある国税OBによると、「こういうことは昔からいくらでもあった。むしろ、昔の方が多かった」という。ではなぜ最近、こういうことがたびたびニュースになるのだろうか?

 前出の国税OBによると、「昔はこの手のことが表に出ることはなかったが、最近ではネットの発達などで簡単に表ざたになるようになった。なので、国税庁はネットなどで叩かれる前に、自分で調査し発表するようになった」という。

 ネットの発達で、「役人が陰で自分たちだけがいい思いをする」時代は終わりつつあるようである。昨今、噴出する公務員の不祥事も、実は、今までの膿が出ているということなのかもしれない。

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