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左沢線運行のSL、火入れ式

2008年06月06日 18:10
点火され、煙を勢いよく噴き上げる「SLさくらんぼ号」=山形市・JR山形駅構内
点火され、煙を勢いよく噴き上げる「SLさくらんぼ号」=山形市・JR山形駅構内
 サクランボシーズンの誘客に結び付けようと、JR東日本は蒸気機関車「SLさくらんぼ号」を14、15の両日、左沢線(山形−左沢間)で1日1往復運行する。運行を前に、火入れ式が6日、山形市のJR山形駅構内で行われた。

 火入れ式には、JRや県などの関係者約20人が出席した。JR東日本仙台支社運輸車両部の宮城利久部長が「SLの旅を楽しんで、サクランボを味わってもらいたい」とあいさつ。神事に続き、伏見欣人左沢線営業所長が蒸気機関車内のかまに点火すると、煙突から勢いよく煙が噴き出した。

 さくらんぼ号は1967(昭和42)年から5年間、実際に左沢線を走っていたC11型325号蒸気機関車。現在、栃木県の真岡(もおか)鉄道で営業運転している車両を借りた。14、15の両日は、蒸気機関車と旧型客車3両が走る。全席指定で、既に完売した。7−9、11、12の5日間、試運転が行われる。

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