木漏れ日の中厳か 空気まつりで舞奉納 朝日

大自然の中、神秘的な雰囲気を醸し出した巫女の舞
 日本で唯一、空気をご神体として祭る山形県朝日町の空気神社で7日、恒例の空気まつりがあり、地元・和合地区の児童11人が巫女(みこ)の舞を奉納した。

 巫女たちは鏡のように磨き上げられたステンレス製の本殿の舞台で、赤と白の装束を身にまとい、舞を披露した。ブナ林から漏れる光の乱反射と、鮮やかな緑が幻想的な空間を演出し、訪れた人たちを魅了した。

 初めて空気神社に来たという山形市の大学生遠藤麻衣子さん(20)は「神秘的な雰囲気に感動した。また来てみたい」と話した。

 空気神社は生命の源である空気に感謝しようと、1990年に町民有志が建立した。町は「世界環境デー」の6月5日を「空気の日」に制定。毎年、5日前後に空気まつりを開いている。
2008年06月08日日曜日

山形

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