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ページ更新時間:2008年06月08日(日) 00時48分

ガス田、日中共同開発で基本合意

政治3870930
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 東シナ海のガス田開発問題で日中両国は、中間線をまたぐ海域に複数の区域を設定し、その中で共同開発を進めることで基本合意したことがJNNの取材で明らかになりました。しかし、中国が開発済みのガス田については共同開発区域には含まれておらず、この扱いについては詰めの協議が進められています。
 これまでの交渉で日中両国は、主張が対立する境界線問題を棚上げにした上で、領土の中間線をまたぐ海域にいくつかの「共同開発ゾーン」を設定し、開発のコストと権益は折半することで合意しました。

 これまで中国は中国側海域での共同開発は拒否していたため、もしこれが実現すれば、一定の前進と言えます。一方、中国が生産を開始しているガス田「白樺」については、共同開発区域に含まれていません。

 政府は、境界線問題を棚上げにしている以上、東シナ海で行われる開発は「白樺」を含め、すべて共同で行うべきと主張。一方、日本側の区域でも開発を実施することでバランスをとる方針で、中国側と詰めの交渉が続けられています。(07日18:40)

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