ここから本文エリア 現在位置:asahi.com> マイタウン> 福岡・北九州> 記事 アサガオカーテン増殖中2008年06月04日 建物の壁面にアサガオのツルをはわせて直射日光を遮る「アサガオのカーテン」プロジェクト。エアコンの使用を抑える地球温暖化対策の一環で、先行して導入し、庁舎の室温を2度前後抑えることに成功した福岡市を手本に、福岡都市圏広域行政推進会議の呼びかけで、同都市圏内で取り組む自治体が増えている。 福岡市役所では5月13日、市職員らが370個のプランターに土を入れて種をまいた=写真。ベランダに置かれ、すでに芽が出ている。カーテンプロジェクトは景観美化とヒートアイランド対策をねらって05年ごろから全国で拡大。同市は昨年から参加し、冷房コストが年間で66万円ほど削減できたという。 二丈町でも同月28日、終業後に約80人のボランティアの職員が庁舎の庭に集まり、福岡市からもらった、種が芽を出したポットをプランターに植え替えた=写真。1階〜3階の庁舎ベランダに並べ、その上に、譲り受けた中古の漁網をネット代わりにつるす予定だ。 一緒に、窓のブラインドの役目を果たすゴーヤーも育てる作戦で、生活環境課長の瀬戸利三さんは「毎月19日の町の『弁当の日』の昼休みに、職員たちでゴーヤーチャンプルーでもつくれれば」。 前原市も、福岡市と九州大学からアサガオの種をもらい、4日にボランティアの職員が庁舎1階でネットの張り付け作業を行う。 マイタウン福岡・北九州
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