ミサイル艇2隻編入 海自大湊で入港歓迎式(2008/06/07)
海自大湊基地に初入港した「わかたか」(手前)と「くまたか」
 海上自衛隊大湊地方隊余市防備隊(北海道余市町)の第一ミサイル艇隊に、ミサイル艇「わかたか」=艇長・渡邉浩一三等海佐、二〇〇トン=と「くまたか」=同・伊保之央三等海佐、同=が六日付で編入した。
 いずれも「はやぶさ型ミサイル艇」で、七六ミリ速射砲一基を搭載。旧タイプの「ミサイル艇一号型」に比べ、航海能力が向上したのが特徴。「わかたか」は二〇〇二年、「くまたか」は〇三年に就役し、それぞれ第二ミサイル艇隊(京都府舞鶴市)、第三ミサイル艇隊(長崎県佐世保市)に所属していた。
 両艇の編入に伴い、第一ミサイル艇隊に所属していた「ミサイル艇一号」「同二号」は同日付で除籍となった。
 同日、むつ市の海自大湊基地で開かれた入港歓迎式では、大湊地方総監の武田壽一海将をはじめ、隊員ら約百五十人が両艇を迎え入れた。花束を受け取った伊保艇長は「全身全霊を傾け職務を遂行する」と決意を述べた。
 「ミサイル艇三号」を含めた第一ミサイル艇隊の三隻は、余市防備隊の岸壁改修工事が終わる十一月ごろまで大湊基地に停泊する。
【写真説明】
海自大湊基地に初入港した「わかたか」(手前)と「くまたか」

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