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ファイロファックス社からのお知らせ
2008年6月3日
お客様各位
英国旗の印字されたプレートを日本の店頭で使用したことによる、公正取引委員会の最近の調査につきまして、パートナーであるDKSHから報告を受けました。
このような調査と同様に、一部の報道内容も誤解を招く恐れがあることから、本レターでは、大切なお客様である皆様に対し、当社の製造工程と製品管理の仕組みについて、正確な背景情報をお伝えしたいと思います。
英国旗を印字した店頭用インデックスの使用は、すべての製造が英国で行われたとの暗示を含んでいるというのが、公正取引委員会の結論と思われます。当社は現在、公正取引委員会の決定に異議を唱える考えはなく、委員会の要求を全面的に受け入れる意向ですが、こうしたインデックスは、ファイロファックスが英国ブランドであることをお伝えするためだけに、長年にわたって使用してきたことをご説明させていただきます。世界のどこを製造拠点とするかに関わらず、当社の求める最高の品質を提供できるサプライヤーやメーカーと取引をするため、当社の調達方針は近年、多様化が進んでいます。当社は、あらゆる工程に対して英国本社の厳格な管理体制を常に維持しつつ、最高の素材と最も効率的な製造資源を調達できるよう努力を重ねています。
現在、当社の製品の中で、1つの地域で独占的に製造されているものはほとんどありません。これは単に、昨今の世界でこのような製造方法を行うと、当社が販売するシステム手帳の各「シリーズ」の目指す設計コンセプトへの忠実度と品質の両面で、妥協を招くからです。現在、大半のシステム手帳で実際に使用されるバインダーは、1つの国で製造されるのが一般的ですが、個々の重要な部品については、他の国々から調達しています。完成したバインダーの大半は、ここ英国に送られた後、ペーパーリフィルの中身の取り付けと製品の包装を行い、完成品となります。
この結果、消費者の元に最終的に届けられる完成品は、特定分野での卓越した能力や効率性で知られる、各国の製造パートナーによって加工・提供されたアイテムで構成されます。すべて製品設計は当社が行い、製造は当社が自ら定めた基準を厳守する形で行われております。さらに、各国の当社主要センターが、製造指揮に直接あたることも多くあります。
従って、日本シイベルヘグナー社（DKSHグループ）を通じて当社が日本で販売している製品は、あらゆる面で当社の基準を満たした製品ですので、何卒ご安心ください。製品は、当社が自ら設計し、すべての地域で当社による厳格な製造管理が行われているだけでなく、その品質は、ここ英国での検査を経て日本に出荷された後、東京の郊外にあるお台場の倉庫で日本シイベルヘグナー社がさらにすべての製品を1つ1つ検査します。
日本の消費者の皆様が長年にわたって思い描いてこられたファイロファックスの品質基準は、あらゆる点で我々の製品に適用され続けておりますので、何卒ご安心ください。
今後も変わらぬご支援をいただきますよう、よろしくお願いします。
敬具
ファイロファックスグループリミテッド
最高経営責任者
ゴードン・プレスリー
この件に関するお問い合わせ先：
ファイロファックスご相談係 専用フリーダイヤル 0120-300-692
受付時間 午前9：30から午後5：30（土曜・日曜・祝日を除きます）
日本シイベルヘグナー株式会社 http://www.nshkk.co.jp/
3 June 2008
Dear Customer,
I have learned from our colleagues at DKSH of a recent enquiry conducted by the FTC resulting from our use of the UK flag on the retail insert card in stores in Japan.
As with all such enquiries some details of press coverage can be misleading and the purpose of this letter is to give you as a valued customer some accurate background information as to how our manufacturing process works and the control we have over it.
I believe the FTC concluded that our use of a retail insert card featuring the UK flag in some measure implied manufacture wholly within the UK. Now, while we do not seek to dispute the finding of the FTC and will abide entirely by its requirements, we feel it is fair to point out that the insert card has been used for long years simply to convey that Filofax is a British brand. Over the years our procurement policy has increasingly diversified to favour suppliers and manufacturers that can give us the best of what we are looking for regardless of where they are in the world. We increasingly seek to source the best materials and most efficient manufacturing resource maintaining at all times strict UK control over all processes.
Very few of our products are now produced exclusively in any one territory for the simple reason that in today’s world this would lead to compromise on both quality and closeness to the design concept we try to achieve with each “family” of organiser we bring to market. The actual binder for most of the organisers is now typically manufactured in one country but using important individual components sourced from other countries. The finished binder is mostly brought here to the UK to be assembled with paper refill content and made complete with product packaging.
The result is that the entire finished product as it is presented to the consumer constitutes an item that has been handled or contributed to by manufacturing partners in various countries known for excellence or efficiency in their particular field. In all instances the product is designed by us and manufactured strictly according to our own standards, frequently under our direct supervision through employees based at key centres internationally.
Please be assured therefore that the product we market in Japan through DKSH is in every sense our standard product. Not only has it been designed by ourselves and manufactured in whatever territory under our strict supervision, its quality is audited here in the UK prior to shipment to Japan where every single unit is then further inspected by DKSH at their warehouse at Odaiba in the outskirts of Tokyo.
You can be sure that the product conforms in every sense to the standards of quality consumers in Japan have for years associated with Filofax.
I thank you for your continued support and remain,
Yours faithfully,
Gordon Presly
Chief Executive Officer
Filofax Group Ltd.
FILOFAX LIMITED
1st Floor, 21 Conduit Street, London W1S 2XP
TEL: +44 20 7491 5500 FAX: +44 20 7491 5509
Registered in England, No. 1891062 Registered office: Royal London House, 22/25 Finsbury Square London EC2A 1DS
ww.filofax.com
■ファイロファックスのお手入れについて
オーガナイザー全般
リングを開く時は必ず上下にあるトリガーを同時に押して下さい。
リングの開閉時に指などを挟まないようご注意下さい。
オーガナイザーを落としたり、固いものにぶつける等の衝撃を与えると、リングの変形や革素材を傷める原因になりますのでご注意下さい。
リフィルの詰めすぎはオーガナイザーの変型や、リングやスナップボタンの機能に影響が出ますのでご注意下さい。
湿度の多い場所での保管はリングやスナップ部分のサビにつながる恐れがありますので、乾燥した場所に保管して下さい。
牛革製品
普段のお手入れは乾いた柔らかい布でやさしく全体をまんべんなく、から拭きして頂くことをお勧めします。
特に汚れが気になる場合は、無色か同色『牛革専用』のクリームやローションをご使用頂き、柔らかい布で全体に薄くのばして拭いて下さい。
シンナーやベンジンなどの使用はご遠慮下さい。
水分や湿気にデリケートですので、極力直接の接触を避け、乾燥した場所に保管して下さい。
直射日光や強い照明に長時間接触することによって、変色する場合がございます。ご注意下さい。
ビニール製品と密着させたり、粘着性のある素材のものを付着させると、革質の変化や変色につながりますのでご注意下さい。
ラムスキン製品
ラムスキンは柔らかくデリケートな素材です。普段のお手入れは乾いた柔らかい布でやさしく全体をまんべんなく、から拭きして頂くことをお勧めします。
特に汚れが気になる場合は、『ラムスキン専用』のスプレーやローションをご使用頂き、柔らかい布で全体に薄くのばして拭いて下さい。
シンナーやベンジンなどの使用はご遠慮下さい。
水分や湿気にデリケートですので、極力直接の接触を避け、乾燥した場所に保管して下さい。
直射日光や強い照明に長時間接触することによって、変色する場合がございます。ご注意下さい。
ビニール製品と密着させたり、粘着性のある素材のものを付着させると、革質の変化や変色につながりますのでご注意下さい。
バックスキン/スエード製品
スエード専用ブラシ、または専用の消しゴムをご利用下さい。
水分や湿気にデリケートですので、極力直接の接触を避け、乾燥した場所に保管して下さい。
直射日光や強い照明に長時間接触することによって、変色する場合がございます。ご注意下さい。
ファブリック製品
普段のお手入れは特に必要ありませんが、特に汚れが気になる場合は、衣服と同様に柔らかい布に中性洗剤を薄めた水を少し付け、軽く叩くようにして下さい。（こすると広がる可能性がありますのでご注意下さい。）
色落ちする可能性がありますので、洗剤はできるだけ薄め、漂白成分の入っているものは避けて下さい。
オーガナイザーには、ファブリックの下に芯材が入っています。中に水が浸透しないよう、少量の水を使用し、通常のご使用においても、水分をお避け下さい。
ポリウレタン/ビニール製品
普段のお手入れは乾いた柔らかい布でやさしく全体をまんべんなく、から拭きし、特に汚れが気になる場合は、水を少量含ませた柔らかい布で該当箇所を拭き、仕上げに乾いた布でから拭きして下さい。
シンナーやベンジンなどの使用はご遠慮下さい。
他のビニール製品と密着させたり、粘着性のある素材のものを付着させると、変型や変色につながる恐れがありますので
ご注意下さい。
■ファイロファックスの修理について
オーガナイザー/オーガナイズアクセサリー
長期に渡るご使用によって生じた不具合は、以下の箇所について修理が可能です。
リング（調整、固定など）、スナップボタン（調整、取付けなど）、縫製（全般、ポケットなど）、ファスナー（調整など）
＊ 革製品の場合、キズなどによる革そのものの修復は出来かねますのでご容赦願います。
＊ デザインや素材、機能により、修理が出来ない場合がございますので予めご了承下さい。
修理は、最寄りのファイロファックスの取扱店にお持ち込み下さい。
（リフィルやカード類など、中に入っているものを全て取り除いてお預け下さい。）
お預かりする時期により、修理期間に差が生じますので予めご了承願います。
比較的混み合う年末年始をお避け頂くことをお勧めします。
革製品には１年間の無料保証が付いています。（限定商品については専用の保証書と保証期間があります。）
通常のご使用において故障が生じた場合には、無償にて修理をさせて頂きます。
＊ 無償修理には、ご購入店舗印と日付の入った保証書が必要となります。これらの印字が無いもの、期限切れの場合、
保証書自体が無い場合は保証が適用されませんので有償になります。
修理についてのお問い合わせ先：
日本シイベルへグナー(株)
カスタマーサービスセンター
03-5441-4515
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