ペットボトル減らすため、なんと噴水の水を飲むこと奨励

新華社北京:イタリアの水の都・ヴェネチアの市議会は、「世界環境デー」に当たる6月5日から、ある計画をスタートさせることを決定した。噴水の水を飲用水として利用し、ペットボトルの水の消費を抑えようという取り組みだ。
ロイターの報道によると、ヴェネチアを訪れた観光客は、「このボトルを捨てるべからず」という内容の文句が記された空のペットボトルと、市内122ヶ所の噴水の位置を記した地図をもらうことができる。ヴェネチア市議会は、空のペットボトルに噴水の水を入れて、のどの渇きを癒して欲しい、と語る。
報道によると、イタリアの噴水の水は直接飲むことが可能。しかしイタリアは世界最大のペットボトル水消費国だ。この取り組みは、ゴミを減らし、市の歳出を軽減するのが目的。イタリアのそのほかの都市にも普及させる計画だ。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】