テレビでやってました。作田明氏というひとのコメントです。
星島容疑者は自己顕示性がある。「世間的には非常にまじめでおとなしい人という印象で、封じ込められてい
たわけですよ。(犯行を犯してはじめて)大勢の人に取り囲まれて、新鮮だし楽しくなってしまった、ということだと思います。 自己顕示欲の強い人、自己愛的な態度というのは、結局自己中心的な自分だけが気持ちよければいいとか、自分だけが快適であればいいと、なるわけですよ。だから、相手の事(被害者・または他人)はあまり考えられない。」
他人のことには無関心、あまり考えられない。
だからほぼ初対面の上司に「なぜ10年以上も実家に帰らないの」との質問に
敵意をむき出し「父親が大嫌いなんですよ。殺してやりたいくらい」と答えるのだろう。
ギョッとするのもお構いナシだ。
本来親がきらい、殺してやりたいくらい。(殺してやりたいくらい、というのは稀だが)というようなダークな思いは、かなり親しくなった関係の人に話すのではないだろうか?
たとえば、何年も付き合った恋人、長い付き合いの親友などに。
しかも、飲んでる時などに。
彼はそういう「こういう話は初対面にはしない」というような、知識や知恵を得る機会をもてなかったに違いない。
実は似たような例を昔に経験した。
独身時代、転職をして思いも新たに・・・と新しい職場に期待をもって出勤した。わたしより、半年はやく入社した(同じく中途採用の)同じ位の年齢の女性がいた。
一週間位その女性と、お昼を一緒にとったが、最初からそう、親密な話をする間柄でもなく、わたしも、最初はどんなひとか分らないからあまり、親のことや前職のことにも触れずに、口を開くこともなく静かにしていた。
一週間目くらいであろうか、わたしのことを口数の少ない静かな人と思ったのかどうか分らないがいきなり、強烈なことを話はじめたのだ。10代で結婚ひとり娘を産んだ後、離婚して子どもは旦那に置いてきた、そのあとすぐ再婚したけど、合わなくてまた離婚したと。現在はこれといった恋人もいないというのだ・・・。
ほかにも色々ええ・・・?というような、エキセントリックな話をしてくれたが、ここでは割愛しておく。
1週間でわたしの性格がわかったわけではないだろう。わたしがもし、彼女のように2度離婚歴があり、女の子なのに自分が引き取らずに、旦那に置いてくるなんて、恥ずかしくて何年経っても10年経っても、職場の同僚になんて話せやしない。
この女性もまた、☆島と同様に自己愛が強いのだろうと思う。
自己中心的な自分だけが気持ちよければいいのだろう。
エキセントリックな人生を生きてきた、とでも吹聴したいのだろう。
話すことは「過去の自分の武勇伝」ばかりであり、ほぼ脚色されているとわたしは踏んでいた。
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by 刑天
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