福岡県警の警察官が4人組に襲われ警察手帳を奪われた事件で、逮捕された暴力団組員らは、奪った警察手帳の一部や凶器を「川に捨てた」と供述していることがわかりました。

この事件は、おととい福岡県筑紫野市で私服で事件を捜査中の福岡県警の警察官2人にけん銃のようなものを突きつけ、警察手帳を奪うなどしたとして指定暴力団・道仁会系組員・三笠泰典容疑者ら4人が強盗致傷などの疑いで逮捕されたものです。

三笠容疑者らは警察に出頭する際、奪われた警察手帳の記章部分をもっていましたが、残りの部分や犯行に使った鉄パイプなどについては、「川に捨てた」と供述していることがわかりました。

また、犯行に使った、けん銃のようなものは「モデルガンだった」と供述していて警察は、捨てた場所を特定し捜索することにしています。