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東京地検は解散しろ!税金1000億円のムダ

●物証ゾロゾロなのに“巨悪”を眠らせるなんて

 どうやら「ワル」は逃げ切りそうだ。防衛汚職の捜査を進めてきた東京地検特捜部のトップが交代する。今月末にも八木宏幸特捜部長が検事正として地方に転出。後任には、東京地検の佐久間達哉総務部長が有力視されている。

「東大法卒の佐久間氏は典型的な“赤レンガ派”。特捜部に在籍したヒラ検事の頃は経済事件を担当し、旧長銀経営陣の立件に関わった。そのため、大型経済事案の摘発を視野に入れたトップ人事といわれていますが、そのあおりで防衛汚職はタナ上げされそうです」(司法関係者)

 特捜部は人事を挟んだ逮捕・勾留(最長23日)を避けるのが慣例。トップ交代まで時間が足りず、地検関係者から「防衛汚職捜査は終焉を迎える」との声も聞こえる。これがホントなら、「な〜んだ」ではないか。

 総額1000億円といわれる自衛隊の次期輸送機「CXエンジン」納入をめぐる防衛省汚職では、久間章生元防衛相の関与が囁かれてきた。先日も久間の暗躍を匂わす山田洋行の社内メールが見つかったばかりだ。

「特捜部も当然、メールなどの物証を押さえており、すでに起訴された山田洋行元専務で日本ミライズ社長だった宮崎元伸も“完落ち”していた」(司法関係者)

 先月には、防衛利権の黒幕と目された「日米平和・文化交流協会」の秋山直紀専務理事の脱税での立件を視野に「捜査は最終局面に来ている」と複数のメディアが報じた。秋山逮捕を突破口に捜査のメスは久間にも及ぶと誰もが思ったはずだ。

 前防衛省事務次官の守屋武昌のクビを取ったとはいえ、しょせん夫婦で業者にタカった個人犯罪だ。八木氏の悲願とされる「バッジ」(政治家)の立件はかなわぬまま。昨年1月の就任会見で「政官財に潜む不正を見つけ、真相を解明する」と大見えを切ったのは、こけおどしだったのか。

 特捜部は02年の鈴木宗男の逮捕以降、丸6年も現職議員の逮捕から遠ざかっている。検察庁の年間予算は1000億円超だ。そのエース集団の東京地検特捜部が巨悪を眠らせたままでは、税金ムダ遣いのそしりは免れまい。

【2008年6月4日掲載】


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