スピード社製で日本新連発 日本水連、使用容認へ「高速水着」として注目されている英スピード社のレーザー・レーサー(LR)を着た日本のエース、北島康介(日本コカ・コーラ)ら北京五輪の競泳代表5人が6日、東京辰巳国際水泳場で行われたジャパン・オープン第1日で日本新記録を連発した。日本水泳連盟は同社と水着提供の契約を結んでいないため、五輪本番でLRを使用できるかが注目されていたが、日本水連幹部が前向きな発言をするなど、使用容認は決定的な状況となった。 日本水連は五輪代表選手の意見などを参考に、長期契約を結んでいるミズノ、デサント、アシックス以外の水着使用について、10日の常務理事会で正式決定する。 大会初日には北京五輪代表24人が出場し、16人がLRを試した。調整段階で万全の状態とはいえない中で、北島のほか、メダル候補の中村礼子(東京SC)、松田丈志(ミズノ)らが日本新を出した。LRを使用した海外の選手が世界新記録を次々と出した衝撃が、五輪壮行会を兼ねた日本のプールにも及んだ。
【共同通信】
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