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梅雨入りを前に、河川のはんらんや土石流などの災害に備えるため、福岡市東区で6日、土のう作りが行なわれました。午前10時から始まった土のう作成に集まったのは、東区の消防署員と市の職員合わせて39人です。簡単な準備運動の後、作り方の説明を受けて、早速土のう作成にとりかかりました。専用の袋に砂をおよそ30キロずつ詰めて台車で近くの集積所に運んでいきます。土のうは大雨で水位が上がった川のはんらんをせき止めたり、雨で地盤が緩んだ個所に積むことでがけ崩れを防いだりと、これからの季節に欠かせません。東消防署の宮島哲瑞警備課長は「早目に作っておくと、迅速な対応ができ災害時に活用できる」と話していました。この土のう作成は今年で4回目となり、これまでの備蓄はおよそ3000個。6日には新たに1000個作られました。