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2008-06-04 22:42:52

5月29日付けのoh my news

テーマ:ブログ(2008.4~ )


先日24日、渋谷Q-AXシネマにて行われた、ドキュメンタリー&トークショー
「Moving Africa-アフリカの真実―」の様子が掲載されています。




http://www.ohmynews.co.jp/news/20080527/25638






5月28日から横浜では第4回アフリカ開発会議が開幕した。
これに先立つ先週末の24日、渋谷Q-AXシネマでは、エイズ孤児支援NGO・PLAS主催の映画&トークショー「Moving Africa──アフリカの真実」が開催された。


会場では『チョコラ!』の素材に、ケニアのスラムで生きるHIV陽性者の母とその子供らの日常生活の記録を交えた特別版映像を上映。

『チョコラ!』の撮影に当たった小林茂監督、タレントのオスマン・サンコンさん、城咲仁さんらがトークショーでアフリカの魅力について語った。








相互扶助こそがアフリカの柱



司会進行を務めた武村貴世子さんと「チョコラ!」を制作した小林茂監督(撮影:村上和巳)


小林監督とアフリカとのかかわりは、10数年前、アフリカ東部の国・ウガンダを取材したことがきっかけ。

この時、取材に同行した1人が、その後ケニアでストリートチルドレンの支援を始め、この子供達の撮影を誘われたことが今回の『チョコラ!』の製作につながったという。

ちなみに「チョコラ」とは、ケニアなどの公用語であるスワヒリ語でストリートチルドレンを意味する。

この日上映された映像内に、路上生活を続ける少年・チョンバが自らの生い立ちを語っているシーンがある。

親を失い、祖母のもとで暮らしていたこと。
祖母からは「家を出て行きなさい」といわれたこと。
そして路上で屑鉄拾いや物乞いをしながら、いつか自分を支援してくれる人が現れるのを待っていること。

「アフリカの基本は相互扶助。
彼の生い立ちはひどい話に聞こえるかもしれないが、誤解のないように言うと、チョンバのようなケースでは、両親を失うと一旦祖父母が引き取って面倒を見ている。
しかし、そのうち祖母のもとを頼ってくる子供の数が多くなって抱えきれなくなる。
そこで年齢的に町に出ても問題がなくなった時分に、止むなく家から出してやるということなんです」

小林監督は説明した。

インタビューに答えるチョンバ少年はどことなく孤独感じさせたが、その一方で路上で仲間とジャレあい、時にけんかもしながら、夜になると皆でその日の稼ぎを出し合って、飯盒代わりのペンキ缶で炊くピラフを楽しそうに囲む姿は、ある意味、相互扶助そのものともいえる。










アフリカ出身者としてその魅力を熱く語るオスマン・サンコンさん
(撮影:村上和巳)


一方、アフリカ西部のギニア出身のタレント、オスマン・サンコンさんも、アフリカ版「義理と人情」の実態を語った。

「私が日本に来て最初に覚えたのは日本人の『義理と人情』。
でもこれってアフリカの考えそのもの。
例えば夕食を作るとき、アフリカでは家族の人数以上の食事を用意することも少なくありません。
これは誰かがふらりと来たり、通りすがりの人に『これも縁ですから一緒に食べましょうよ』ということなんです」


アフリカの人々の他者への思いやりについては、小林監督は自らの経験の一端を語った。

その「思いやり」とは、スラムに生きるHIV陽性者の女性・ルーシーさんとその子供達マーガレットとマイケルの日常のなかにある。

小林監督が撮影しながら「小さいながらも幸せを感じた」と評する家族3人の夕食のシーン。
食事を前に家族を代表して娘・マーガレットがお祈りの言葉を口ずさむ。この中に「コバの病気が良くなりますように」という言葉が出てくる。
「コバ」とは小林監督自身のこと。
この時監督は体調不良を抱えながら撮影に臨んでいた。

「私は撮影に気をとられていて気づかず、字幕を付けるときになって初めて知りました。
その時、自分は彼らのために祈ったことがあったのだろうかと強く感じました」

小林監督はいう。

「スラムでの撮影はモノを取られたり怖い面も確かにあります。
でも、ルーシーさんは離婚して子供達とスラムに移り住んで、『ここでは感染者であることをオープンにしても生きていける。
本音で生きていける』と言うんです。
怖い部分がある一方で、スラムの中に実際入ると、お互いが助け合っているのも事実なんですよ」


自殺件数の多い日本の状況と対比して、サンコンさんは、「アフリカの人たちは『今日が大事。
明日はきっと良いことある』と前向きに考えている。
毎日がサバイバルだから、せっかく貰った命を自分で奪うことなんかほとんど考えないんです」と、アフリカの人々の持つボジティブさを強調した。

のんびりとした時の流れに感じるアフリカの魅力









テレビ番組の撮影でアフリカで井戸を掘った城咲仁さん。
現在はアフリカに文房具を送る活動も行っている(撮影:村上和巳)

一方、昨年夏、テレビ東京の番組「100円玉に愛をこめて~世界の子供たちのために~」の出演でケニアを訪問し、井戸づくりに携わったタレントの城咲仁さんは、ゆったりとした独特の時間感覚にアフリカの魅力があると語る。

「日本に帰ってくると、どうしてそんなに忙しないのか、と思うほど、時間の感覚が違います。
現地では僕が朝ロケに行くとき、街角で話をしている5人くらい男の人たちが、ロケ帰りも同じ場所で全く同じメンバーで話しているんですよ。
そんなに毎日、一緒にいて話すネタがあるのかとも思うのですが、彼らはずっと笑顔で話しているんですよ。
これを見たときに日本人は一般的に豊かで、知識も多いはずなのに、意外とコミュニケーションが取れていないのかもしれないと考えました」
(城咲さん)

城咲さんは、一見整然としているかに見える日本人でも、アフリカに学べる点があることを語ってくれた。

「こういうと、アフリカは時間にルーズだから、といわれるけど、遠くから取ってきた水を大切に、必要なだけ使って流したりとか守るべき物は守っています。
日本は、自由の国と言われながら、自分達の生活システムは時間で管理されることが多い。
こうした管理もきちんと守れているはずなのに、朝起きて、顔を洗う時に洗顔料をとるわずかの間とはいえ水を流しっぱなしにしていたりするんです」




最後にサンコンさんは、「こうした映画を通じてアフリカを少しでも身近に感じてもらえたらうれしいです。
そして先進国とは一味違うアフリカの環境なども大切にしていけたらと思いますね。
是非皆さんにもアフリカに行って欲しいです。
ライオンやシマウマだけがアフリカじゃないんですよ。
なんせ私は日本で初めてライオンやシマウマ見たくらいですから」と語り、会場の笑いを誘った。


なお、『チョコラ!』は現在上映準備中で2009年初頭の上映を目指している。






























このイベントのことに関しては以前レポートしましたが




ヤッパリ


言葉のニュアンスが違うと
伝わる印象
受けとる感情も違ってきますね






うーん

難しい……




これからの課題ですな










それでも
自分の言葉で何かを表現することって大事だと思うから


一つ一つ丁寧にやっていきたいです

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