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2006/11/8 決意 |
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「広島ドッグパーク」に来て、早や1ヶ月と2週間が経ちました。
現地では寒さが厳しくなって来ており、冬対策を検討中です。
積雪が60cmはあるそうで、山まで来るのに道路は凍結、登り坂は雪かきが必要との事。
ここで冬を越すのにスタッフのみでは心もとない。
ボランティアさんの参加はぐっと減ることでしょう。
来たくても来れないという声も聞いています。
でもワンちゃんのお世話は継続していかなければならないし・・・。
色々、思案中。
犬舎の暖房設備と床に発砲スチロールを敷設してベニヤ板にて養生したり、壁面にはカーテン代わりにビニールやテントシートを張るなどの案が出ています。
今までどうして冬を越してきたのだろう。
越冬できずに亡くなったワンたちも居たのだろうか。
昨日も1頭、預かり様宅にてニューファンが亡くなった。
これで被害は5頭になった。
いずれも内臓疾患が原因であった。
長い期間の栄養失調からくる内臓疾患。
胃が弱っていて、いくら食べ物を与えても吸収できないでいる。
点滴を併用しての治療も施しています。
改めて被害の大きさを知ることになりました。
折角、助けて、これからは幸せになるんだぞ。と、喜んでいたのに・・・・・。
これが一番、辛いことです。無念です。
こういう事態を招いた動物管理者には二度とこういう事を起こさせないように警告を発し、止めさせなければならない。
毎日のように情報が入っています。
全国で2000頭を超すレスキュー依頼があります。
本日も信じられない様なレスキュー依頼がありました。
「広島ドッグパーク」に匹敵する規模でした。
調査に入りましたが、まだまだ氷山の一角なんだな。と、つくづく思いましたね。
今回は表沙汰になって、社会問題にもなっておりますが、多くの皆様が動物愛護に関心を持って頂いて、活動の輪をより一層、広げていかなければなりません。
また、行政の処分施設にいるワンたちも日々、レスキューをしておりますが、とてもとても間に合いません。
たった3日間しかないタイムリミットがあるワンたちを一日も早く救出しなければなりません。
今回の事件で一時預かり様が急増しましたが、やはりシェルター(保護犬収容施設)が要ります。
実現に向けて決意を新たにしている毎日です。 |
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