豊後大野市の公立おがた総合、県立三重両病院のあり方を考える検討委員会(16人)の第6回会合が、同市役所であった。2病院の統合が妥当とする意見が多数だったことなどを、近くまとめる提言に盛り込むことを決めた。
会合は非公開で、統合問題が持ち上がっている2病院の将来像に関して協議。会長の衛藤孝典・同市副市長によると、意見を表明した14人中、現状維持を3人、統合を9人、一方を縮小して存続を2人が支持した。
広瀬勝貞知事、芦刈幸雄・豊後大野市長への提言では、統合案を軸にしたうえで、ほかの2案への委員の考え方も併記する方針。次回は16日に開かれる。
毎日新聞 2008年6月6日 地方版