倉敷市の美観地区を訪れる観光客に倉敷名物をお披露目する、恒例の「くらしき銘菓・名産展示即売会」が4日、倉敷市中央1の倉敷館で始まった。8日まで。
市の外郭団体「倉敷観光コンベンションビューロー」の主催。今回は15店舗が参加し、「むらすずめ」や塩ようかん、柿巻きなどの菓子、タコの塩辛、地酒、いぐさ製品などの名産品約100種類を展示即売する。05年の合併を機に、旧真備町のタケノコの加工品、旧船穂町のマスカットワインなども並んでいる。
立ち寄った観光客らは展示品を味見しては品定め。手作りのタケノコの土佐煮などを販売していた平松里さん(60)は、「地元でも食べる伝統の味。薄味で、お土産としても人気です」とPRしていた。【山崎明子】
毎日新聞 2008年6月5日 地方版