福岡放送局

2008年6月6日 12時48分更新

プサン便フェリー試験運航

北九州市と韓国のプサンの間に今月21日に就航する韓国の海運会社のフェリーが試験運航を始め、6日朝、韓国人観光客らを乗せて北九州市の門司港に到着しました。

このフェリーは韓国の海運会社が北九州市の門司港と韓国のプサンの間で運航する「MOJILINE」の600人乗りの貨客船です。フェリーは今月21日の就航を前に試験運航を始め、5日夜、プサンの港を韓国人観光客ら240人あまりを乗せて出発し、予定どおり6日朝8時半に門司港に到着しました。
韓国人客らは旅客ターミナルで北九州市の関係者や地元の保育園児たちの歓迎を受け、バスに乗り込んで大分県や長崎県などの観光地に向かいました。
韓国人の女性客のひとりは「長崎のハウステンボスや福岡に行きます。ショッピングや食事を楽しみたいです」と話していました。
フェリーはこのあとも門司とプサンの間で5往復程度試験運航を行い、今月21日から週に6往復の定期運航を始めることになっています。