<活動報告>6・6自民党本部前街宣
若者の怒りはやがて燎原の火の如く燃え広まる
今回のブログにおける告知は昨晩遅くだったので、どれだけの人が集まってくれるか心配しましたが、早朝にもかかわらず20数名の方が参集されました。
新風連に参加をして頂いているブロガーも4名ほど参集されました。この活動の大きな特徴は若い人が多いと言うことです。年配者は私を含めて5人ほどで、残りは皆さん若者ばかりでした。
行政書士、社労士のぼやき 緑城Blog 〜Midorinojou Blog
私はこれまでこの自民党前における街宣活動は、人権擁護法案を成立させようとする自民党内における議員に対する抗議、そしてその成立を阻止しようとする議員に対しては激励という考えで行って来ました。
しかし、今回私はその事だけでなく、逼迫する一方の国民生活を省みることなく、特定集団の利益のために奔走し続ける、その自民党という政党に対しての憤りをぶつけるために行きました。
昨日のエントリーでも書いたように、部落解放同盟なる集団は犯罪者集団であり、ヤクザと何ら変わらぬ体質を持った組織です。しかも、組織内の政治家は民主党であり、民主党の支援団体でもあります。
自民党がこのような民主党の支援組織を利するような法案の成立に血眼になって、反対派がいつまでもそれを阻止できないどころか、逆に追い詰めらて行く様を見るに付け、「もう自民党は終わってしまった。」という思いを抱いています。
支持率も10%台というとても考えられないもので、既に国民は自民党を見捨てたと言っても過言ではないでしょう。今自民党がなすべき事はこのような人権擁護法案などにうつつを抜かしている時ではないはずです。
ガソリン価格の高騰、建築資材の高騰、これらの影響で産業界は深刻な状態に陥っています。特に建築関連、運送関連業種では何時倒産してもおかしくない、そのような中小企業がたくさんあるのです。
自殺者も増加する一方です。「うつ病」などという原因とは違った、生活苦で自殺に追いやられる働き盛りの人達がたくさん出ています。今政治家がやらなければならないのは、そのような人達の救済であって、特定のヤクザまがいの集団に利益を与える事ではない。
成立賛成派も反対派もそのことを十分知りながら、もう意地になっているとしか思えない。ここはこの問題を一時棚上げして、休戦として国民生活の不安解消のために政治家は全力を尽くすべきなのです。
しかし、そのようなことを仲裁する大物議員もいない。もう自民党という政党には徹底的に人材が枯渇してしまった。もう、国民から見放されるのも時間の問題でしょう。
政治家が国民生活をそっちのけで、このような問題にのみ精力を傾ける、この現在の政治の異常性は、国民の考えていることと、政治家が考えていることが、如何に乖離してしまったかの現れです。
人権擁護法案成立の賛成派を後押ししている最大の勢力こそ、法務省の役人であり、政治家は役人の言うがままに動いています。法務省の役人は自らの利益のみしか頭にありません。
正に「省益」あって「国益」なしであり、その根底には「官僚至上主義」と言ったものを感じないわけには行きません。
自らが作り上げたその法案の骨子を通せなくて挫折することなど、高慢ちきな役人に取っては許せないのでしょう。この誤った役人の「権威主義」によって、国民の自由が圧殺され奪われてしまうのです。
やがて政治に絶望した若者は、この社会に対して明確にノーを突き付ける時代を迎えることになります。この「人権擁護法案」の問題こそ、それを象徴するものではないでしょうか。
私はそう思い続けてきました。現代世界に蔓延ってきたイリュージョンはやがて、若者の怒りの前に崩れ去り、跡形もなく消えてしまう時を迎えることになるでしょう。
今、若者は政治に対して、まだ希望を捨てていない。しかし、それもいつまで耐えられるのか。政治家は錯覚していたことを思い知る時がやって来るでしょう。
その時に自らの間違いに気がついても遅い。若者の怒りが全てを焼き尽くす、燎原の火はやがてこの「偽善なる民主主義社会」というこの荒れ果てた荒野に放たれようとしているのです。