2000年に設立された「Room to Read」という基金があります。 http://www.roomtoread.org/involvement/chapters/japan/index.html 発展途上国に学校や図書館を建てたり、奨学金により子どもたちの教育を支援している基金ですが、昨晩、東京で開催されたパーティーにお邪魔させていただきました。 この基金を設立したのは、マイクロソフトの幹部だった Mr.John Wood。 ネパールに休暇で行った際に、学校がない、数少ない学校にも本がない、そのことに衝撃を受けて、家族や友達の力を借りて大量の本をヤク(牛)の背中に載せてネパールに届けたことが始まりだそうです。 「マイクロソフトでは出会えなかった天職」(Leaving Microsoft to change the World)というMr.John Wood著作の題名どおり、マイクロソフト幹部の要職を投げ捨てて、自ら「Room to Read」を立ち上げた勇気は、チャリティーには程遠いところにいる自分にもひしひしと伝わってきます。 特に女子の教育を重要視しているのですが、一般的に途上国での女子の識字率が低いことと、本を読み聞かせてくれるのはやはりお母さんだからと聞いて、そう言えば自分は子どもに本を読んであげたことなんてないことに気づかされました。 パーティーでは、旅行、ワイン等々がオークションにかかり、数十万円の価格で落札。 また学校一校 約2百万円のスポンサーシップが、次々と落札されていくのですが、その殆どがトップエグゼクティブ風の在日欧米人。 一見、エリート社会の道楽にも見えるのですが、それを堂々と、まるでゲームのようにあっけらかんと進めていくMr.John Woodも、落札者たちも、道楽の一言では片付けられない強い意志と行動力に突き動かされているように見えました。 高額での落札は無理ですが、普通の日本人にもできることから! 子どもたちの小さい頃の本を集め始めました。 ヤクの背中に載せて運ぶのは大変なので、ブックオフが助けてくれます。 http://www.roomtoread.org/involvement/chapters/japan/index.html#book-off-donation Taking a small step to change the world ! |
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Room to Readのジョン・ウッド、慶應大学講演詳細
Room to Read(ルーム・トゥ・リード)のジョン・ウッドが、5月27日に ...続きを見る |
Global Good News Blo... 2008/06/02 04:00 |
内 容 | ニックネーム/日時 |
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こんばんは、Akucchanと申します。私も昨日のイベントに参加しました。Hughさんのご意見に賛成です。わたしもあのオークションに参加するようなことはできませんが、自分のできる形で貢献しようと思いました。Room to Readを今後も応援したいと思います。 |
Akucchan 2008/05/25 21:29 |
>Akucchanさん |
Hugh 2008/05/25 21:48 |
こんにちは。僕もその日のイベントに参加しました。ホント、凄かったですね。実は、RtRでボランティアもやってますが、ブックオフさんとのプログラム作成にも関わってます。というわけで、ご紹介ありがとうございます!! |
竹井善昭 2008/06/02 04:04 |
>竹井善昭さん |
Hugh 2008/06/03 19:48 |
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