インターネット関連会社「幸せwin」(東京都新宿区)が、07年3月までの3年間でインターネット広告の手数料など約4億3000万円の所得を隠し、約1億3000万円を脱税したとして、東京国税局が法人税法違反などの疑いで同社と大橋晃取締役(48)を東京地検に告発していたことが分かった。
同社はインターネットの広告仲介で手数料を得ていたほか、大橋取締役は外国為替証拠金取引(FX)関係の本を販売していた。しかし、売り上げの一部しか申告していなかったという。大橋取締役は隠した所得でFXを行い損失を出していたという。【高島博之】
毎日新聞 2008年6月4日 東京朝刊