◎ネット広告会社を告発＝１億３０００万円脱税−東京国税局

　インターネット広告などで得た約４億３０００万円を隠し、２００７年３月期までの３年間に法人税と所得税計約１億３０００万円を脱税したとして、東京国税局は３日までに、法人税法違反容疑などでインターネット広告会社「幸せｗｉｎ」（東京都新宿区）と実質的経営者の大橋晃氏（４８）を東京地検に告発した。

　大橋氏はネット上で「アフィリエイト」と呼ばれる広告や、外国為替証拠金取引（ＦＸ）に関する本の販売で利益を得ていたが、売り上げの一部を収入から除外していた。隠した所得は自分のＦＸ取引に使っていたが、損をしていたという。同氏は修正申告に応じている。