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[2008年6月5日(木)の KCT TVニュースから]

倉敷市6月補正予算案(倉敷市)

倉敷市は一般会計で、総額53億9300万円の6月補正予算案の概要を発表しました。
今回の補正予算案では伊東香織市長の公約の中から早期実現可能なものや国や県の補助金が内定した事業を中心に計上されています。この結果一般会計の補正額は53億9300万円となり、補正後の一般会計予算総額は、1485億253万円となります。一般会計歳出のうち、伊東市長の公約に関する主なものでは、妊婦健康診査の無料受診の回数をこれまでの5回から14回に拡大する経費として1億7160万円。倉敷の特産品営業本部長として市長自らが首都圏でモモやマスカットなどをPRする経費として87万8000円。小学校1年生の学校生活をサポートする支援員を従来の4月から12月までの期間に加え、1月から3月までの3ヶ月間を延長する経費として3032万円。市長から市民向けのメッセージなどをFMくらしきから声の広報くらしきとして発信する経費として151万円などとなっています。倉敷市6月補正予算案は12日に開会する倉敷市市議会に提案され審議されます。

伊東市長 初の定例会見(倉敷市)

倉敷市の伊東香織市長が就任後初となる定例記者会見を開き、チボリ問題への対応などについて記者からの質問に答えました。
新聞やテレビ各社が待ちかまえる中、会見場に入ってきた伊東市長は初めての記者会見に臨みました。記者団の質問に応えた伊東市長は、6月補正予算案の編成作業を通常2ヶ月程度で行うところ、わずか1週間程度で仕上げたことや公約としていた妊婦健診を無料で受けられる回数を14回に拡大する費用を盛り込んだことなどを説明しました。また、懸案となっているチボリ公園問題について「市民からの賛成・反対の意見を聞いていきたい」と質問に答えました。空席となっている副市長2人の人事については「6月議会中に提案できればよいが、現在検討中である」と述べました。

高梁川でアユの放流

今月15日の鮎釣り解禁日を前に高梁川で今シーズン最後の鮎の放流が行われました。
高梁川漁業協同組合の鮎の養殖場で去年10月にふ化した鮎の稚魚です。ふ化から7ヶ月で、稚魚は、5、6センチに成長しています。鮎の稚魚は、すばやく、水槽に移され、トラックで放流地まで運ばれました。高梁川漁業協同組合では、毎年、3月下旬から5月下旬にかけて鮎の稚魚を放流していて、今回は、今シーズン最後の放流となりました。放流したのは、高梁川の中流域の2箇所で、あわせて600キロ84、000匹の稚魚が放されました。高梁川の鮎釣り解禁日の今月15日頃には、18ー20センチに成長した鮎が釣れます。さらに、網漁の解禁となる来月15日以降は、30センチの大物がみられるということです。

児島小学校 田植え体験(倉敷市)

本格的な田植えシーズンを迎え、倉敷市立児島小学校では児童が学校田で田植え体験をしました。
田植えに挑戦したのは、5年生144人です。児島小学校では、米作りを通して、収穫の喜びや地域の人たちとの交流を深めています。児童たちが田植えをした水田は広さおよそ15アールで、16年前に児島柳田町の百々明敏さんが整備した学校田です。児童たちは百々さんから指導を受けながら3本ずつ苗を持ち、身をかがめ、目印のマーカーをたよりに30cmの等間隔に植えていきました。児童が植えたのは20cmほどに育ったアケボノ米ともち米の苗です。初めはぎこちない手つきで田植えをしていた児童たちも次第に慣れ、泥の感触を楽しみながら田植え体験をしました。今後、児童たちは、苗の生育を観察し、秋には、稲刈りを体験することになっています。

松くい虫予防の活性剤散布(玉野市)

白砂青松の名勝として知られる玉野市の渋川海岸の松を松くい虫の被害から守ろうと、きょう、松の根元に植物活性剤がまかれました。
この作業は松の根に勢いが増すこの時期に毎年、玉野市が実施しています。植物活性剤をまくことで樹の成長に勢いをあたえ、松くい虫など病害虫の被害を防ぐのが目的です。きょうは、渋川海岸にあるおよそ200本のクロマツのうち、西側の63本に植物活性剤をまきました。渋川海岸は、日本の渚百選に選ばれているなど白砂青松の名勝として知られていますが、ここ数年では台風による高潮被害などでクロマツにも松枯れの被害が見られています。

「くらしき百景」ギャラクシー賞 贈賞式

倉敷ケーブルテレビが制作した「くらしき百景最終集」が、全国の優秀な放送番組に贈られるギャラクシー賞テレビ部門特別賞を受賞し、3日東京で贈賞式が行われました。
今回で45回目となるギャラクシー賞は、放送評論家などで組織する放送批評懇談会が主催・審査する電波メディア最高の賞と位置づけられています。会場には受賞者のほかテレビ・ラジオ・芸能関係者など600人が集まりました。式では永年の放送番組への功労が評価された永六輔さんやNHK大河ドラマの演技で人気をよぶ宮崎あおいさんなどにもそれぞれの賞が贈られ、会場は華やかな雰囲気に包まれました。テレビ部門は、全国の放送局でこの1年間に放送された番組237本が審査対象となりました。「くらしき百景」は生活者の目線に立った表現や地域メディアのメディアミックスが評価されました。

(最終更新 06/05-19:10)


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