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■ フリーの人気DVDコピーツール「DVD Shrink」のすべて
4.7GBのオーソドックスなDVD±Rに、容量が8.5GBもある2層式のDVDを
コピーしようとしても当然収まりきりません!
最近は、容量が8.5GBの2層式のメディアも販売されるようになりましたが、
2005年12月現在、虎の子の2層式メディアの価格は1枚700〜1000円、
一方、在来の4.7GBのDVDメディアの価格は1枚30〜100円となっており、
依然として、DVDコピーの主役は容量が4.7GBのDVD±R、、、
というのが実情だと思います。
「DVD Shrink」 は、最大8.5GBもある2層式DVDのデータを圧縮し、
4.7GBのDVD±Rにも収まるサイズに編集してくれるフリーのツールです!
フリーとはいえ、同様の機能を持つ「DVD2one」などの有料ツールと比較した際、
作業のスピードでは確かに劣りますが、仕上がりの画質には何ら遜色がないという、
非常に優れたツールです。
この記事では、この人気DVDコピーツール「DVD Shrink」の
インストールから初期設定までを紹介するとともに、この「DVD Shrink」で
一体何ができるのかまで踏み込んでお話していきたいと思います。
- 「DVD Shrink」 をインストールしよう
- 「DVD Shrink」 を使う前に、、、(初期設定)
- 「DVD Shrink」 でできることのすべて - DVDを1枚丸ごとコピーは当然のこと、、、さらに・・・
▼ 「DVD Shrink」 をインストールしよう
DVD Shrinkの日本語版を、右のChappuさんのサイト
からダウンロードします。
ダウンロードしたファイルはzip圧縮されているので、
適当なツールで解凍してください。
ZIP形式解凍ツール: 「Lhaplus」 のダウンロードはこちら
無事解凍できたら、右のようなインストーラーが出現しますので、
実行してDVD Shrink本体をインストールしてください。
(ちなみに DVD Shrinkの本家サイト はこちら)
▼ 「DVD Shrink」 を使う前に、、、(初期設定)
インストールが済んだら早速、「DVD Shrink」 を起動して「編集」→「各種設定」と選択してください。
「各種設定」、「プレビュー」、「出力ファイル」、「ストリームの選択」、「ファイル I/O」の5つのタブがある設定画面が開くはずです。
以下、それぞれのタブの設定を紹介していきますが、ここでする設定は「DVD Shrink」内に保存されますので、次回起動時以降は設定不要です。
1) 「各種設定」タブの設定
「目標の DVD サイズ」 は、通常は「DVD-5 (4.7GB)」 を選択してください。
「DVD Shrink」でDVDファイルを圧縮する際のターゲットサイズになるので、
任意の値を設定したい場合は、「Custom」 を選択すれば細かい値を指定できます。
「マルチタスクを優先する」 は、「DVD Shrink」でDVDを編集しながら、何か別の作業をする可能性がある場合にチェックを入れます。(ていうか、チェックを入れておきましょう。。。)
「微小なサイズの音声/字幕ストリームを隠す」にチェックを入れると、
もとのDVDファイルからコピーしたい音声ファイルや字幕ファイルを選択する際に、
極端にサイズの小さいものを自動でリストから除外してくれる機能です。
上は、ある映画のDVDにおける字幕選択画面の一例ですが、
「微小なサイズの音声/字幕ストリームを隠す」にチェックを入れたことで、
0.65MB の英語字幕のファイルが選択肢から除外されていることが分かると思います。
このように、不要な選択肢を排除してくれて便利なので、チェックを入れておくことを
オススメします!
2) 「プレビュー」タブの設定
「ビデオと音声のプレビューを有効にする」 はチェックを入れておくと何かと便利なのでチェック!
「ハードウェア設定に適した音声プレビューモードの選択:」 は、あなたの環境にあったものを選択してください。管理人の環境は、5.1ch サラウンドも S/PDIF も非対応なので、「ステレオ」を選択してあります。
「DirectX Video Renderer の選択:」 では、「システムのデフォルト Renderer を使用」にチェックを入れておけばまず大丈夫です。
「VMR-9」 は、「DirectX 9」 でサポートされているフィルタのことで、かんたんに言えば、
ビデオカード(グラボ)の3Dエンジンを利用してプレビュー画面を表示させる機能です。
「VMR-7」 と 「Overlay Mixer」 は、やや古いビデオカードを搭載したPC向けで、
3Dエンジンを利用しないため、動作が軽いというメリットがあります。
(ちなみに管理人の環境では、ちがいがよくわかりませんでした。。。)
3) 「出力ファイル」タブの設定
「マクロビジョンプロテクションの除去」 は、いわゆるコピーガードキャンセラーの機能です。チェックを入れることで、「DVD Shrink」 で作成したDVD をビデオなどにダビングできるようになります。
「P-UOPs (ユーザー操作禁止項目)の除去」 は、市販のDVD 内に必ずと言っていいほどある、「ユーザーによる操作が禁止」されている箇所を取り除く機能です。(DVD を再生すると、映画会社のロゴなどが表示されている間は、メニュー画面を開けなくて不便な思いをしたことはありませんか? こいつを無効化できます!!)
「layer break の除去」 は、2層式DVDを再生する際の、記録面が1層目から2層目に切り変わるところで再生が一瞬停止する現象を抑える機能です。
「VOB ファイルを 1GB 単位で分割する」 は、「DVD Shrink」で編集したDVDファイルを1GB単位に分割するか否かの設定ですが、特に理由がない限り必ずチェックするようにしてください。
「有効にしたストリームの論理的リマッピング」 は、不要な音声ファイルや字幕ファイルをカットした際に変化する、ファイルのインデックスを調整する機能です。(たとえば、5つのファイルの内、2番目と4番目のファイルをカットした場合、インデックスは「1,3,5」となりますが、これを「1,2,3」に修正してくれます。。。)
4) 「ストリームの選択」タブの設定
ここでは見ての通り、ダビングする際にどの言語の音声や字幕を選択するか、を設定します。
通常は上のように、「音声言語と音声形式」 は 「全ての言語」 を、「字幕言語」 は 「日本語」 を選択しておけばよいでしょう。。。
5) 「ファイル I/O」タブの設定
「非同期 I/O を有効にする」 にチェックを入れると、オリジナルのDVDをリッピングする際の作業効率がアップするようです。ただ、このサイトでは DVD のリッピングには「DVD Decrypter」 を使用しますので、チェックは不要です。
「32KB ブロックの読み込み」 にチェックを入れると、より細かい単位でDVDファイルを読み込むことになります。
「Nero を使用した書き込みを有効にする」 は、「DVD Shrink」で編集したファイルを「Nero」(シェアウェア)を使ってライティングする機能です。Nero がインストール済みであれば、チェックを入れてください。
以上で、「DVD Shrink」 の設定は終了です!!
▼ 「DVD Shrink」 でできることのすべて
「DVD Shrink」 を使えば、2層式DVD の内容をそのまま 4.7GB のDVD±R にダビングすることができる以外にも、もとのDVD に収録されている映像の一部を取り出して、あなただけのオリジナルDVDを編集することだってできます!!
たとえば、メインムービーだけをDVD にしたり、あるドラマの好きな回だけを集めてオリジナルDVD にすることだって可能です。
ただし注意していただきたいのが、「DVD Shrink」 でこのようなオリジナルDVD を編集した場合、タイトルメニュー / ルートメニューが含まれないDVD になってしまうので、映画のように、チャプター数が20を超えるような作品の場合、頭出しが大変かも。。。
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