「ガソリンタンク炎上」想定し訓練
「ガソリンタンク炎上」想定し訓練 06/05 16:50

来週の危険物安全週間を前に、北九州市できょう、ガソリンタンクが炎上したという想定で大がかりな消火訓練が実施されました。

門司区にある出光興産のガソリンタンクで実施された訓練は、地震が発生して、およそ5000キロリットルを貯蔵する巨大なタンクが炎上したという想定です。

火災の一報が入ると、まず自衛消防隊が土のうを積み上げて油の流出を食い止め、負傷者の救助や初期消火に当たりました。

続いて消防車12台が駆け付け、隊員が、高さ15メートルの巨大な円柱状のタンクにはしご車から大量の水を放出しました。

消防庁は、毎年6月の第2週を危険物安全週間と定めています。

およそ100人の参加者は万一の事態に備えて、連携しながら行動する手順を確認していました。