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道南

憲法9条守れと全国行脚 広島の福崎さん 宗谷岬目指し函館入り(06/05 13:58)

 憲法九条の大切さを訴えながら、徒歩で全国行脚している広島県府中市の会社員福崎裕夫さん(52)が四日、青森からのフェリーで函館入りした。背中に「憲法第9条」と書いたのぼりを立て、「非暴力の精神」の意味を込めたねずみ男のいでたち。宗谷岬を目指して北上し始めた。

 広島県上下町(二〇〇四年に府中市に合併)の町議の経験もある福崎さんが昨年四月、沖縄を出発地に行脚を始めた直接のきっかけは、安倍晋三首相=当時=による憲法改正の主張への危機感。文部科学省の高校教科書検定で、沖縄戦の「集団自決」での軍の強制や命令に関する記述が削除される問題が起きた時期でもあった。

 沖縄を回っていったん自宅へ戻った後は、広島県から九州、関西から関東、東北と、いくつかのルートに分けて断続的に日本列島を北上してきた。

 三年前に舌がんで入院。「それでも生かされているのは、『何かをしろ』と言われているんだなと思った」と話す。

 水木しげるさんの漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の脇役、ねずみ男の衣装の理由は「髪の毛バリなどを持つ鬼太郎と違い、ねずみ男は強力な武器を持たないから」。世間を巧みに泳ぎ回るねずみ男を、日本人に重ね合わせているふうでもある。

 「九条を変えたい人も敵ではない。時間をかけて話し合えば理解してもらえる」。その信念で歩みを進める。

 福崎さんの活動を支援する「WALK・9条の会」は、一口千円でカンパを募っている。

 問い合わせは小武正教さん(電)0824・63・8042へ。(志村治)

 
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