奈良放送局

2008年6月5日 19時50分更新

中学2年生男子が自宅で死亡


5日正午前、奈良市の13歳の男子中学生が自宅の部屋で死亡しているのが見つかりました。部屋に練炭を燃やした跡があったということで、警察では6日に遺体を解剖して死因を調べるとともに、病院に運ばれた母親の回復をまって話を聞くことにしています。

5日正午前、奈良市中登美ヶ丘の団地の3階にある住宅で、この家に住む中学2年生の小倉悠さん(13歳)が倒れているのを訪ねてきた男性が見つけ消防に通報しましたが、悠さんはすでに死亡していました。
警察の調べによりますと、悠さんの母親が出勤してこないことから勤め先の上司の男性が訪ねたところ、家の中から母親が倒れ込むように出てきたため中に入り、倒れている悠さんを見つけたということです。
悠さんは、自分の部屋の布団の上であおむけの状態で倒れていて体に傷などはなく、近くには練炭を燃やした跡があったということです。
悠さんは母親と2人暮らしで、母親は病院に運ばれましたが命に別状はないということです。
警察では、6日に遺体を解剖して死因を調べるとともに、母親の回復をまって話を聞くことにしています。