高知放送局

2008年6月5日 20時23分更新

道の駅駐車場で硫化水素自殺か

5日午前、室戸市の道の駅で、
車の中で南国市の大学生の男性が死亡しているのが見つかり、警察は、硫化水素を発生させて自殺を図ったものとみています。
現場周辺では一時住民などが避難したほか国道が通行止めになりました。

5日午前9時すぎ、室戸市吉良川町丙の国道55号線に面した道の駅「キラメッセ室戸」の駐車場に停めてあった車の中で、人が倒れていると道の駅の従業員から警察に通報がありました。

警察と消防が調べたところ、車の中で、南国市の大学4年生の男性(21歳)が死亡しているのが見つかり、警察は、男性が、硫化水素を発生させ、自殺を図ったものとみています。

また、警察などは、道の駅の従業員や利用客、それに付近の住民に念のため避難するよう呼びかけ、およそ70人が近くの集会所に避難したほか、国道55号線も通行止めになりました。
避難の呼びかけや通行止めは安全が確認されたとして午後1時過ぎに解除され、警察や消防によりますと、病院に行ったり手当を受けたりした人はいなかったということです。