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大統領選候補の野党指導者、拘束から解放 ジンバブエ

2008年06月05日10時57分

 【ナイロビ=古谷祐伸】アフリカ南部ジンバブエからの報道によると、4日昼過ぎに同国内で警察に身柄を拘束された最大野党、民主変革運動(MDC)のツァンギライ議長(56)は同日夜、解放された。尋問を受けたが、最終的に嫌疑なしとされたという。

 MDC側によると、議長は「無許可の選挙活動」の容疑で連行されたが、「訪問先の病院で集まってきた群衆とあいさつした程度。警察は、どんなささいな理由でも使おうとしている」と訴えている。

 ツァンギライ議長は、5期目を狙う現職ムガベ氏(84)との間で今月27日、大統領選の決選投票に臨む。その遊説のため、南西部の町を自動車で移動中だった。検問で警察に止められ、近くの警察署に連行されていた。

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